【WWE】ジュリアが王者ゼリーナ襲撃で女子US王座に照準 MITB前哨戦は敗戦 2025/6/7

 スマックダウンが現地時間6日、カリフォルニア州ベイカーズフィールドで行われ、ジュリアが王者ゼリーナ・ベガを襲撃し、女子US王座に照準。女子マネー・イン・ザ・バンク(MITB)ラダー戦へ向けた前哨戦は敗戦に終わった。

 ジュリアは明日6・7ロサンゼルス大会『マネー・イン・ザ・バンク』で女子MITBラダー戦に出場する。予選では女子US王者・ゼリーナを撃破。この日、「ゼリーナvsパイパー・ニーヴェン」の試合中に乱入し、パイパーを竹刀でめった打ち。ゼリーナの勝利を援護射撃した形に終わると試合後、ゼリーナの手を取って称えた次の瞬間、ヘッドバットを叩き込んだ。ノーザンライトボムを敢行すると、大の字となったゼリーナを踏みつけながらベルトを掲げ、「かかって来いよ」と日本語で挑発。女子US王座狙いを明確にした。

 そしてジュリアはナオミ&ロクサーヌ・ペレスと組んで、リア・リプリー&アレクサ・ブリス&ステファニー・バッケルと対戦するMITB前哨戦に臨んだ。先発で飛び出したジュリアはバッケル相手に一進一退の丸め込み合戦を展開。サーフボードで捕らえながらの踏みつけ攻撃に出た。

 その後、ジュリアはリアにフェースバスターで叩きつけられ、馬乗りになって何度もエルボーで殴りつけられてしまう。それでもバッケルを高速ブレーンバスターで投げ、アレクサに正面飛びドロップキック、ミサイルキックを放った。

 終盤、アレクサのシスターアビゲイルでジュリアが蹴散らされると、ロクサーヌがリアのリップタイドをDDTで切り返してタッチを求めたが、ナオミはエプロンから降りて拒否。リアのリップタイドで叩きつけられたロクサーヌが3カウントを聞き、ジュリアがMITB前哨戦に敗れた形となった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。