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　スマックダウンが現地時間13日、ケンタッキー州レキシントンで行われ、中邑真輔がキング・オブ・ザ・リング・トーナメント1回戦に登場したものの敗戦。勝利したコーディ・ローデスが準決勝進出を決めた。

　キング・オブ・ザ・リング・トーナメントは決勝戦が6・28サウジアラビア大会『ナイト・オブ・チャンピオンズ』で行われる。今週のロウで開幕し、サミ・ゼインが準決勝進出を決定。この日、1回戦2試合が行われ、まずはランディ・オートンがLAナイト、カーメロ・ヘイズ、アリスター・ブラックとのフェイタル4WAY戦を制し、準決勝進でゼインとの対戦が決まった。

　そして中邑が1回戦に登場。コーディ、ダミアン・プリースト、アンドラデと実力者ぞろいの4WAY戦に臨んだ。開始早々、コーディのトペスイシーダを食らった中邑だったが、エプロンから場外へのダイビングエルボーでダミアンに突っ込む。コーディと3人で乱闘していると、そこへアンドラデがコーナー最上段からのケブラーダを放った。

　中邑もアンドラデをエプロンにセットしてのランニングニーで逆襲。ダミアンにヒザ蹴りを見舞い、アンドラデをコーナーに乗せての串刺しランニングニーで場外に蹴落とす。ダミアンにはスライディングジャーマンを決め、コーディをジャンピングハイキック、けいれん式ストンピングで攻め立てたが、足4の字固めに捕まってしまった。

　そこへアンドラデがダイビングボディプレスを投下して中邑は命拾い。オールドスクールを狙ったダミアン、コーディカッターを狙ったコーディをコーナー上から転落させると、飛びつき腕ひしぎ逆十字でアンドラデを捕らえた。

　コーディがカットに飛び込み、中邑を場外に叩き落とすと、リングサイドにテーブルを設置。コーディとダミアンがダブルブレーンバスターによるテーブルクラッシュを狙ったが、割って入った中邑がアンドラデにリバースパワースラムを敢行。ライダーキックでコーディをエプロンから場外のテーブルに叩き落とした。

　すかさず中邑とアンドラデが共闘し、ダミアンを実況席に投げつけて排除。即座にアンドラデを裏切った中邑はリングに戻るとヒザ蹴り、延髄斬りで攻勢に出たが、息を吹き返したダミアンにフラットライナーで止められてしまう。コーディが高速パワースラムでダミアン、ディザスターキックでアンドラデを蹴散らすと、中邑はクロスローズを決められそうになったものの、阻止すると後頭部にキンシャサをさく裂させた。

　コーディも立て直し、コーディカッターでダミアンを蹴散らすと、アンドラデにクロスローズを決めた。2発目の構えに入ると、中邑がスリーパーで絞め上げたものの、コーディは脱出。クロスローズの餌食となった中邑が3カウントを聞いた。

　中邑がキング・オブ・ザ・リング1回戦敗退。勝利したコーディが準決勝進出を決めた。コーディは「シェイマスvsルセフvsブロンソン・リードvsジェイ・ウーソ」の勝者と対決することになる。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。