【AEW】「モクスリーvsペイジ」のAEW世界王座戦がテキサスデスマッチに 2025/7/3

 AEWダイナマイトが現地時間2日、カリフォルニア州オンタリオで行われ、AEW世界王座戦「ジョン・モクスリーvsハングマン・アダム・ペイジ」がテキサスデスマッチで行われることになった。

 ペイジはオーエン杯トーナメントを制し、7・12アーリントン大会『オール・イン・テキサス』でのAEW世界王座挑戦を決めた。この日、リングに登場したペイジは「AEWという団体とAEW王座が俺にとってどれほど大切なものか何度も言ってきた。そのためなら俺は死をもいとわない」と王座戦へ向けた覚悟を示した。

 そこへ王者・モクスリーがマリーナ・シャフィールとともに現れると、ペイジはテキサスデスマッチを要求。モクスリーが「命もキャリアも全てかける気か? テキサスデスマッチは決して逃げられるものじゃないぞ」と挑発すると、ペイジは張り手を見舞った。モクスリーがペイジをなぎ倒し、馬乗りになって殴りかかったものの、反転したペイジはフォークを持ち出して殴りつけようとした。

 ウィーラー・ユウタが飛び込んで阻止しも、ペイジはフォークで一撃。マリーナ・シャフィールが張り手を連発してもペイジは仁王立ちした。が、ユウタが足にしがみつくと、クラウディオ・カスタニョーリが背後からのスピアーでねじ伏せ、二人がかりで暴行。カスタニョーリはニュートラライザーを敢行した。

 それでもペイジは「それがお前の精一杯か? 去勢済みの愛犬クラウディオを俺に差し向けるなんてな。俺はまだ立ってるぞ」と挑発。カスタニョーリが引き返そうとすると、“The OPP's"サモア・ジョー、柴田勝頼、パワーハウス・ホッブスが立ちはだかって阻んだ。

 そのスキにシャフィールがブリーフケースで殴りかかろうとしたが、阻止したペイジは「お前がチャンピオンを名乗るなら、俺にテキサスデスを与えてみろ!」とモクスリーを挑発。見せしめとばかりにシャフィールにバックショットラリアットを叩き込んだ。

 これを受けてモクスリーとペイジのAEW世界王座戦が反則裁定なしのテキサスデスマッチに。血染めの戦いが予想される状況となった。