プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間4日、ペンシルベニア州ピッツバーグで行われ、ドリュー・マッキンタイアが復帰。ランディ・オートンを罵倒したもののRKOの餌食となり、7・12『サタデーナイト・メインイベント』での一騎打ちが決まった。

　この日のオープニングにコーディが登場。6・28『ナイト・オブ・チャンピオンズ』でオートンを破ってキング・オブ・ザ・リング制覇を果たしたコーディは『サマースラム』での王座挑戦権を手にしたばかり。王冠を手に「これは歴史であり、未来でもある。サマースラムのメインイベントでキング・オブ・ザ・リング覇者vs統一WWE王者ジョン・シーナだ」と宣言した。

　するとオートンがやってきた。「俺は王冠のためなら、どんな手を使ってでも勝つと言った。パントキック寸前だったが、俺はちゅうちょした。お前は引き金を引いた。リスペクトしてるよ」とコーディに語りかけると、「一つだけ約束してくれ。このチャンスを無駄にしないと。サマースラムでジョン・シーナをぶっ倒すと約束してくれ」とエールを送った。

　そこに現れたのがマッキンタイア。5・24『サタデーナイト・メインイベント』でダミアン・プリーストとの金網戦に敗れて以来の復帰となったマッキンタイアは「慣れ合ってんじゃねえ。俺がいない間に草食系が増えたな。男の中の男が戻ってきたぞ」と宣言。「ランディ、パントキックにビビって惨敗。だが、お前は心理戦ですでに負けてた。コーディはお前へのリスペクトを語り続けた。こいつはお前が手術した背中を容赦なく狙った。お前もパントキックすればよかったのにできなかった。ランディ・オートンの伝説は終わっちまったな」とオートンを罵倒した。

　そしてマッキンタイアはコーディに向き直ると、「サマースラムで勝て。次のWWE王者はコーディ・ローデスだ」と意外にもエール。「お前とやりたい。これは20年越しだ。別々の道からたどり着いた。ベルトはお前から俺が奪う」とコーディ戴冠を見据えて今から宣戦布告した。

　すると怒りのオートンがRKOをさく裂。倒れ込んだマッキンタイアの眼前でコーディとしばし向き合ってからリングを降りた。収まらないのがマッキンタイア。バックステージでニック・オールディスGMに「ランディが先に手を出した。ランディとやらせろ」とアピールし、『サタデーナイト・メインイベント』での一騎打ちが決まった。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。