プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間4日、ペンシルベニア州ピッツバーグで行われ、ジェイコブ・ファトゥがUS王者ソロ・シコアとのタッグ対決で直接勝利。試合後、ヒクレオ改めタラ・トンガが再登場し、JCマテオ&トンガ・ロアとのトリプルパワーボムでファトゥをテーブル葬にした。

　シコアに反旗を翻したファトゥは6・28『ナイト・オブ・チャンピオンズ』でUS王座をかけて対決。復帰したロア、電撃登場したタラに襲撃された末に敗れ、王座陥落に追い込まれた。

　この日、ファトゥは会場入りしたシコアを駐車場で襲撃。ヘッドバットを叩き込んだ。これを受けてニック・オールディスGMがシコア&マテオとのタッグ対決を決定。ファトゥにパートナーを探すよう要請すると、ジミー・ウーソが名乗りを上げた。

　復讐に燃えるジェイコブは開始早々、マテオを場外戦で圧倒。中盤、シコアと向き合うと、パンチ連打を浴びせ、ラリアット、セントーン、串刺しボディアタックの波状攻撃を浴びせる。シコアの反撃をかいくぐってジャンピングエルボーを放ち、その場飛びムーンサルトを投下した。

　攻勢を続けるファトゥはシコアとマテオにサモアンレッキンボールを立て続けにお見舞い。シコアにスワントーンボムを投下した。マテオにカットされてもジミーがトラースキック、トップロープ超えのトペで分断。ファトゥもシコアにトペで突っ込んだ。

　シコアもトラースキックで反撃し、サモアンスパイクの構えに入ったが、阻止したファトゥはインプラントDDTを敢行。すかさずマイティムーンサルトを発射して3カウントを奪い、シコアに雪辱を果たした。

　試合後、ファトゥがトラースキックでシコアを実況席に寝かせ、コーナーからの場外ダイブを狙ったものの、タラが乱入。デッドリードライブでコーナー上から叩き落とした。ジミーが飛び込んでもロアが鎮圧し、タラがフロントハイキック、マテオがツアー・オブ・ジ・アイランド、シコアがサモアンスパイクを立て続けに決めて排除。そしてタラがマテオ&ロアとのトリプルパワーボムでファトゥを実況席に叩きつけてKO。シコアは大の字となったファトゥの眼前でUSベルトを掲げて勝ち誇った。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。