プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間28日、ミシガン州デトロイトで行われ、“カブキ・ウォリアーズ"アスカ&カイリ・セインがAJスタイルズとトリオを結成し、“ジャッジメント・デー”ドミニク・ミステリオ&ラケル・ロドリゲス&ロクサーヌ・ペレスとの男女6人タッグ戦に快勝した。

　女子タッグ王座に狙いを定めるアスカ&カイリはこの日、王者・ラケル&ロクサーヌと激突。『サマースラム』でのIC王座戦を控えるAJ、王者・ドミニクとそれぞれ組んでの男女6人タッグ戦となった。

　まずはアスカがローリングバックブロー、ソバット、ステップキック連打、トラースキックの波状攻撃でラケルを攻め立てた。さらにアスカのソバット、カイリのカカト落としの連続攻撃からサンドイッチ低空ドロップキックをお見舞い。ロクサーヌにタッチが渡っても、カイリがローリングネックブリーカー、串刺しドロップキックで攻勢を続けた。

　カイリの串刺しスライディングDが不発に終わり、場外に転落するとラケルのフロントハイキックを食らってしまう。ここからカイリの劣勢が続いたが、ロクサーヌにスピアーを見舞って打開。AJがドミニクにスライディングフォーアーム、牛殺しの波状攻撃で巻き返した。

　AJがフェノメナールフォーアームの構えに入ると、ロクサーヌが立ちはだかって阻止。それでもAJはロクサーヌを場外に転落させ、ドミニクにオーバーヘッドキックをお見舞い。カイリがAJのフォロー付きで場外へのインセインエルボーを放ってラケルを分断。すかさずAJがフェノメナールフォーアームを発射してドミニクから3カウントを奪った。

　AJ&カブキ・ウォリアーズが男女6人タッグ戦に快勝。AJは王者・ドミニクからの直接勝利でIC王座獲りへ向けて弾みをつけた。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。