【AEW】ペイジがAEW世界王座防衛 23日ぶり再戦でモクスリー返り討ち 2025/7/31

 AEWダイナマイトが現地時間30日、イリノイ州シカゴで行われ、AEW世界王者ハングマン・アダム・ペイジがジョン・モクスリーとのリマッチを制し、王座防衛を果たした。

 ペイジが7・12『オール・イン・テキサス』でモクスリーを破って3年ぶり2度目のAEW世界王座戴冠。先週、モクスリーを挑戦者に指名し、この日のリマッチが実現した。

 18日ぶりの再戦となった両者は序盤から激しい打撃戦を展開。ペイジがコーナー上でのスリーパーで絞首刑にし、スライディングラリアットで攻め込み、モクスリーがジャーマンを連発しても、フォールアウェイスラムで投げて応戦。プランチャを放ち、デスバレーボム、ネックハンギングボムの猛攻に出た。

 モクスリーは場外戦に持ち込むと、鉄階段上でのパイルドライバーを敢行。動きが鈍ったペイジをSTFやフロントネックロックで絞め上げる。雪崩式ダブルアームスープレックスで追い討ちをかけ、クロスフェースで捕らえた。耐えたペイジはフロントハイキック、バックドロップ、ラリアットの波状攻撃で逆襲。実況席上でデッドアイを決め、ツームストンパイルドライバーで追い討ち。モクスリーがブルドッグチョークやフロントネックで捕らえても、クロスフェースで切り返した。

 耐えたモクスリーがエプロン、リング上とパイルドライバーを連発しても、ペイジはコーナー最上段からのケブラーダで応戦。バックショットラリアットが不発に終わっても、モクスリーが狙ったデスライダーをデッドアイで切り返した。が、レフェリーと接触してしまい、リング上は無法地帯に。すかさずデスライダーズのクラウディオ・カスタニョーリ、ウィーラー・ユウタ、マリーナ・シャフィールが現れ、シャフィールからベルトを受け取ったモクスリーはペイジの顔面を殴打した。

 息を吹き返したレフェリーがカウントを数えたが、ペイジはギリギリでキックアウト。デスライダーズの面々がレフェリー勢によって強制退場させられると、突如現れたダービー・アリンがスタンド席からのプランチャを敢行。その間、リング上ではペイジがバックショットラリアット、デッドアイ、バックショットラリアットを立て続けに決めて3カウントを奪取。モクスリーを返り討ちにし、AEW世界王座を死守した。