【WWE】シーナがローガンの対戦要求受諾 8・31『クラッシュ・イン・パリ』での一騎打ちが決定 2025/8/9

 スマックダウンが現地時間9日、カナダ・オンタリオ州モントリオールで行われ、ジョン・シーナがローガン・ポールの対戦要求を受諾し、8・31『クラッシュ・イン・パリ』での一騎打ちが決定的となった。

 シーナは8・3『サマースラム』でコーディとのストリートファイト戦に敗れ、統一WWE王座から陥落。試合後、レスナーに襲撃され、F5でKOされた。

 真夏の祭典から5日後となったこの日、シーナがオープニングに登場。「シーナ!」チャントの大合唱と大歓声の中、「俺はお前たちから学んだ大切な教えがある。恐怖には正面から立ち向かえ。地獄にも頭から突っ込んでいく」と語ると、場内は「サンキュー・シーナ!」チャントの大合唱。ファンに感謝したシーナは「正直に言うと、俺は恐れている。俺が去った後もWWEは続いていく。みんな俺を忘れてしまうんじゃないかって。そんな思いを抱えながら、ブロック・レスナーへの恐れもある」と胸の内を明かした。

 一方で「今の俺がブロック・レスナーを対戦相手に選ぶ世界線。俺たちは長年の付き合いだ。俺がレスナーから逃げる世界線は存在しない」と言い切ったシーナは「サマースラムを見たヤツはわかるだろうが、俺は止まらない」とキッパリ。「ブロック・レスナー、欲しけりゃ獲りにこいや」と対レスナーに乗り出す構えをみせた。

 「ラスト・リアル・チャンピオンと向き合う勇気のある者へ。俺が倒れる時はお前らも道連れだ。最後の時、それは今だ。欲しけりゃ獲りにこいや」。シーナが全方位に宣戦布告すると、ローガンが現れた。「ジョン・シーナは嘘つきだ。言えと言われたことをただ言っているだけ。ショーの主役は俺だ」と罵倒しつつ豪語すると、「観客に試合を与えて慈善活動のつもりかよ? なら俺にやらせろ」と対戦を要求した。

 シーナも「もちろんだ。いいじゃねえか。俺と試合したいのか? 本気だな?」と受けて立つ構えを見せたうえで念押し。ローガンが「ローガン・ポールvsジョン・シーナ、『クラッシュ・イン・パリ』でなんてやばいよな。メインイベント確定案件。シャンゼリゼに集合だ」と舞台を指定し、両者の一騎打ちが8・31パリ大会で実現することになった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。