【WWE】世界ヘビー4WAY戦へ ジェイがパンクとナイトをKO 王者ロリンズは高みの見物で高笑い 2025/8/26

 ロウが現地時間25日、イギリス・バーミンガムで行われ、8・31世界ヘビー級王座フェイタル4WAY戦へ向けてジェイ・ウーソが王者セス“フリーキン"ロリンズの眼前でLAナイトとCMパンクをKOした。

 8・31『クラッシュ・イン・パリ』で王者・ロリンズにパンク、ジェイ、ナイトが挑戦する世界ヘビー級王座フェイタル4WAY戦が行われる。決戦が6日後に迫ったこの日、ナイトがブレイカーとの一騎打ちに臨んだ。

 試合前、ナイトがブレイカーを襲撃。そのまま会場内になだれ込んでの乱闘に突入し、ナイトはバリケードや鉄柱に激突させる。ブレイカーがエプロンから放ったダイビングラリアットを実況席に誤爆させ、実況席上からダイビングラリアットを放った。リングに上がると開始のゴングが鳴らされ、ナイトはスイングネックブリーカードロップで追撃した。

 ブレイカーもリングを往復してのショルダータックルをぶちかまし、フロントスープレックス、ジャーマンでぶん投げて譲らず。ナイトもジャブ連打からのラリアット、河津落としで応戦し、ラリアットでブレイカーを場外に叩き落とす。すかさずスライディングキックで突っ込んだが、ブレイカーは実況席、エプロン、鉄階段に叩きつけた。

 その後もブレイカーペースが続き、雪崩式フランケンシュタイナーを敢行したが、リフトアップをナイトがDDTで切り返して逆襲。フライングラリアット、飛びつきネックブリーカードロップ、リバースDDTの波状攻撃に出る。コーナーダイブ、BFTがいずれも不発に終わると、ブレイカーがフライングラリアットを放ち、スピアーを狙って突っ込んだが、ナイトはフロントハイキックで迎え撃った。

 すかさずナイトがトップロープからの雪崩式ブレーンバスターを敢行。ダイビングエルボードロップを投下し、BFTの構えに入った。が、ここでロリンズがリングサイド現れ、気を取られたナイトは勝機を逸してしまう。リング下のロリンズを追いかけたものの、ブレイカーがスピアーで返り討ち。リングに戻すと再びスピアーでねじ伏せて3カウントを奪った。

 試合後、ロリンズとブレイカーが二人がかりでナイトを暴行。そこへジェイがやってきてブレイカーを場外に蹴散らすと、ロリンズにパンチを連打し、トラースキックを叩き込む。ブレイカーがジェイを鎮圧すると、そのスキを突いてロリンズがペディグリーでジェイを叩きつけた。

 ここでもう一人の挑戦者であるパンクが現れた。ブレイカーが迎撃にかかっても鉄柱に激突させて返り討ち。リングに飛び込んだパンクはロリンズと激しく殴り合い、リング上から排除。パンクとナイトが小突き合い、ナイトがBFTを狙う。パンクが阻止すると、ナイトはジェイに激突してしまう。パンクのGTSが不発に終わると、ジェイがナイト、パンクにトラースキックを次々に叩き込んだ。リング下で高みの見物を決め込んでいたロリンズは挑戦者同士の衝突を前に高笑いを上げていた。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。