プロレス/格闘技DX

　AEWダイナマイトが現地時間15日、ミズーリ州カンザスシティで行われ、KONOSUKE TAKESHITAと組んでのAEW世界タッグ王座挑戦を控えるオカダ・カズチカが王者ブロディード(ブロディ・キング&バンディード)を襲撃KOした。

　先週、オカダはTAKESHITAと組んでタッグ王者ブロディ&バンディードをノンタイトル戦で撃破。10・18セントルイス大会『レッスルドリーム』でのタッグ王座挑戦を決めた。二人の関係はギクシャクしたままで不安視されるところ。一方でTAKESHITAが新日本10・13両国大会でIWGP世界ヘビー級王座初戴冠を果たし、勢いづいてもいる。

　この日、ブロディードがマーク・ブリスコとのトリオで、オカダとTAKESHITAが属するドン・キャリス・ファミリーのカイル・フレッチャー&ランス・アーチャー&ロッキー・ロメロと対戦。最後はバンディードのランニングニー、ブロディのファイアーサンダーが立て続けに決まってロメロを料理した。

　試合後、DFCに加入間もないエル・クロンが入場ゲートに現れた。ブロディードの二人がこれに気を取られると、オカダが背後に出現。AEWユニファイドベルトでブロディの顔面をを殴打すると、鎮圧にかかるバンディードをレインメーカーで返り討ち。大の字となった二人の眼前でタッグベルトを掲げて勝ち誇った。