プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間27日、カリフォルニア州アナハイムで行われ、“カブキ・ウォリアーズ"アスカ&カイリ・セインがWWE女子タッグ王座獲りへ始動。王者シャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスを無法襲撃した。

　この日、王者・シャーロット&アレクサにベイリー&ライラ・ヴァルキュリアが挑戦する女子タッグ王座戦が組まれた。カブキ・ウォリアーズの二人は試合を控えるライラの前に現れ、アスカが「ライラ! おい、コラ」と日本語で詰め寄り、英語で「王座戦に出場すべきはわてらやろがい!」と主張。ライラが「私のせいじゃない」と反論しても、アスカは聞く耳を持たず「うるせえんじゃボケ、コラ!」と罵倒した。

　そして二人は王者組・シャーロット&アレクサが試合直前にインタビューを受けているところにもやってきた。アスカが「おいおいおい、どうなってんねん。王座戦やるべきはわてらやろ?」と同じ主張を繰り返し、「ベイリー&ライラはふさわしくない。あんたらもベルト似合ってへんで」と高笑い。シャーロットが「あんたとは過去にやり合って何度も勝った。私は変わったの。二人との対戦は光栄よ」と告げると、アスカは「わても変わったで。誰もアスカを止められへん」と言い切った。

　そして迎えた女子タッグ王座戦。試合はこの日のメインイベントで行われ、ナチュラルセレクションを同時に決めて勝利したシャーロット&アレクサが防衛を果たした。そして試合後、アスカ&カイリが現れて王者組を襲撃。シャーロット、アレクサを次々に鉄柱に激突させ、アスカがバズソーキック、カイリがインセインエルボーを立て続けにシャーロットに決めた。女子タッグ王座を狙うカブキ・ウォリアーズが実力行使。タッグの頂点へ向けて本格始動した。

　今週のロウの模様は日本国内ではABEMAにて生放送された。