【新日本】IWGP女子王者・朱里とのダブルタイトル戦決定 STRONG女子王者・上谷が宣言「ドームに集まる何万人もの客を全員奪ってやるよ」 2025/11/4
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1・4東京ドーム大会のカード発表会見が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、IWGP女子&STRONG女子ダブルタイトルマッチが決まったIWGP女子王者・朱里、STRONG女子王者・上谷沙弥が出席した。 上谷がスターダム11・3大田区大会で渡辺桃を退け、ワールド・オブ・スターダム&STRONG女子両王座を防衛。試合後、IWGP女子王者・朱里がやってきて対戦を要求すると、STRONG王座をかけてのダブルタイトルマッチを受諾した。 1・4ドームはプロレスファンの注視が集まる年間最大のビッグマッチ。上谷は「朱里となら女子プロレスを象徴するような、東京ドームにふさわしい試合ができる」と確信。「朱里が作る朱世界より、沙弥様が見せる悪夢の方が断然面白いでしょう」と言い切ると、「最近、なんか疲れてない? 沙弥様がそのIWGPのベルトを奪って、お前の肩の荷を下ろしてやるよ」と通告した。 上谷の目的は勝利だけではない。1・4ドームはすでに3万枚超の前売り券がさばけ、近年では最多の動員が期待される。そこで上谷は「新日本プロレスに下克上だ! 東京ドームに集まる何万人もの客を沙弥様の虜にして全員奪ってやるよ。 新日本プロレス、覚悟しとけよ!」と予告。自身のリング上での活躍に加え、プロレス界以外での露出によってスターダムは上昇ムードにあるが、今度は“ドーム効果"を還元するつもりだ。 対する朱里は上谷の活躍を称えつつ、「女子プロレスの凄さ、面白さをたくさんの人に見てもらえるチャンスだとも思ってます」と同じ思い。「上谷と女子プロレスを象徴する最高の試合を見せたうえで、私が最後、勝利します。私のチャンピオンロードはまだ始まったばかり。絶対に負けるわけにはいかない」と誓った。 前回の戴冠時はわずか2ヵ月で陥落。「せっかくこのベルトを取ったのに何も残せず、凄く悔しくて」との思いが残った。そして復帰間もなく10・13両国大会で返り咲きを果たし、「ここからがまた私の時代だというか、このIWGPのベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さを見せていきたい。獲ったからには、この2本のベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さをみせていきたい」と2冠王君臨を見据えて誓った。 【会見の模様】 ▼上谷「女子プロレス団体スターダム、H.A.T.E.の上谷沙弥だ。昨日、怒涛の2冠戦を終えて、STRONGのベルトが沙弥様の元に戻ってきたよ。この紫色の腐ったベルトも試合をすると、やっぱり愛着がわくもので、なんだかピカピカ輝いて見えるなあ。東京ドームのカードが朱里に決まって。沙弥様がもう一個持ってる、女子プロレスの強さを象徴する赤いベルトも東京ドームに連れていきたい気持ちはあったけど、そのIWGPのベルトと、このSTRONGのベルト。朱里となら女子プロレスを象徴するような、東京ドームにふさわしい戦いができると思う。でも、朱里が作る朱世界より、沙弥様が見せる悪夢の方が断然面白いでしょう。しかも朱里、最近、なんか疲れてない? 沙弥様がIWGPのベルトを奪ってお前の肩の荷を下ろしてやるよ。そして、新日本プロレスに下克上だ! 東京ドームに集まる何万人もの客を沙弥様の虜にして全員奪てやるよ。新日本プロレス覚悟しとけよ」 ▼朱里「第6代IWGP女子チャンピオン、世界に通用するモノが違う女・朱里です。2025年、上谷沙弥のおかげでスターダム、そしてプロレスに興味を持ってくれた人がたくさんいたと思う。プロレス大賞を獲る勢いだとも思ってます。そんな上谷とベルトをかけて試合ができること凄く楽しみです。1・4東京ドームという素晴らしい舞台で、このIWGP女子、そしてSTRONG女子タイトルマッチができること、本当にうれしいし、女子プロレスの凄さ、そして面白さをたくさんの人に見てもらえるチャンスだとも思ってます。上谷と女子プロレスを象徴する最高の試合を見せたうえで、私が最後、勝利します。私のチャンピオンロードはまだ始まったばかり。絶対に負けるわけにいかない。必ず私が勝利します」 ――男子のダブルタイトルマッチへの対抗意識はある? ▼上谷「うーん、その男子のダブル選手権の意識というよりも、女子と男子のプロレスのよさって私はまた違うものだと思っていて。男子はやっぱり体が大きくて迫力があって、女子には見せきれない部分というものがすごくたくさんあると思ってる。でも女子は男子に負けない部分で私が思ってるのは感情のぶつかり合いだと思っていて。女子プロレス、本当に強さだけじゃなくて悲しみだったり、怒りだったり、いろんな感情をリングの上にすべて持ってって表現できるっていうのは女子ならではだし、そこに関しては絶対に男子のプロレスに負けない部分だと思ってるので。それを含め今、こうやって女子プロレスを代表して東京ドームに立てる者として、今できる自分たちのプロレスを見せるっていうのが一番なんじゃないかなと思ってます」 ▼朱里「私も上谷と同じ部分があるんですけど、やっぱ男子と女子の魅力は全然違うと思うんですよ。女子の面白さって感情が湧き出るもの。リングで感情同士のぶつかり合い、ホント執念っていう、女子って見てる人を引き込むものがあると思っていて。それが見ている方を引き込むようなものだと思っていて。そこが凄く魅力だと思っています。リングの上で生き様を見せるのがプロレスラー。一人ひとり生き様を見せるものではあるので。そこは同じ部分もあると思うんですけど、女子と男子、違う魅力があると思うので、東京ドームでその魅力を感じていただけたら嬉しいと思います」 ――大会当日、テレ朝で10時15分からプライムタイムで放送されるが、テレ朝に言いたいことはある? ▼上谷「それはもちろん、この沙弥様の試合、もちろん放送するよな? 笑ってんじゃねえよ。放送するものだと思って今日は来たので。放送されるのかなとも思ってるし、しかもお前ら見たよな? TBSで23年ぶりに…あ…TBSで生中継、お前ら見たよな? だから、この女子プロレスを今象徴する選手は私しかいないと思ってるので、沙弥様を流せば視聴率100%なんで。お前ら、しっかり流せよ」 ――団体最高峰の赤いベルトを持っているが、IWGPのベルトへの思いは? ▼上谷「うーん、正直、私はこの約1年、赤いベルトとともに今の私を作り上げてきたと思っているので、正直、朱里がこうやって挑戦表明してくるまでは正直、視野にはなかった。でも朱里との闘いに関しては興味があったので受けたし、IWGPがどうこうっていうよりかは、私としては朱里との闘いを見て欲しいという気持ちがあります」 ――ダブルタイトル戦に勝ったとして、その先に赤いベルトへ向けてはどうのように動く? ▼朱里「自分は赤いベルトというよりも、やっぱりこのIWGP。自分、2022年に赤いベルトを1年保持して、女子プロレス大賞を獲らせていただいて、その後にプロレスラーとしてどうしていったらいいんだろうみたいな、凄く悩んだ時期があって。その時に、このIWGP女子ができて、本当にうれしくって、自分の目標は次、絶対にこのベルトだって思って、ずっと思い続けて、やっと今年4月に手に入れたんですけど、すぐに獲られてしまったんですよ。何にも自分のチャンピオンロード、このベルトをせっかく獲ったのに何も見せられずに獲られてしまって、凄く悔しくて。でも手術もあり、復帰した後に、またこのIWGPのベルトを獲ることができて、ここからがまた私の時代だというか、このIWGPのベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さを見せていきたいって思ってるので。このIWGP女子とともに、そして今回STRONG女子、2冠になるんですけど、獲ったからには、この二つのベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さをみせていきます」 ――朱里選手にとってはそのベルトが一番だと? ▼朱里「はい、そうです」
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1・4東京ドーム大会のカード発表会見が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、IWGP女子&STRONG女子ダブルタイトルマッチが決まったIWGP女子王者・朱里、STRONG女子王者・上谷沙弥が出席した。
上谷がスターダム11・3大田区大会で渡辺桃を退け、ワールド・オブ・スターダム&STRONG女子両王座を防衛。試合後、IWGP女子王者・朱里がやってきて対戦を要求すると、STRONG王座をかけてのダブルタイトルマッチを受諾した。
1・4ドームはプロレスファンの注視が集まる年間最大のビッグマッチ。上谷は「朱里となら女子プロレスを象徴するような、東京ドームにふさわしい試合ができる」と確信。「朱里が作る朱世界より、沙弥様が見せる悪夢の方が断然面白いでしょう」と言い切ると、「最近、なんか疲れてない? 沙弥様がそのIWGPのベルトを奪って、お前の肩の荷を下ろしてやるよ」と通告した。
上谷の目的は勝利だけではない。1・4ドームはすでに3万枚超の前売り券がさばけ、近年では最多の動員が期待される。そこで上谷は「新日本プロレスに下克上だ! 東京ドームに集まる何万人もの客を沙弥様の虜にして全員奪ってやるよ。 新日本プロレス、覚悟しとけよ!」と予告。自身のリング上での活躍に加え、プロレス界以外での露出によってスターダムは上昇ムードにあるが、今度は“ドーム効果"を還元するつもりだ。
対する朱里は上谷の活躍を称えつつ、「女子プロレスの凄さ、面白さをたくさんの人に見てもらえるチャンスだとも思ってます」と同じ思い。「上谷と女子プロレスを象徴する最高の試合を見せたうえで、私が最後、勝利します。私のチャンピオンロードはまだ始まったばかり。絶対に負けるわけにはいかない」と誓った。
前回の戴冠時はわずか2ヵ月で陥落。「せっかくこのベルトを取ったのに何も残せず、凄く悔しくて」との思いが残った。そして復帰間もなく10・13両国大会で返り咲きを果たし、「ここからがまた私の時代だというか、このIWGPのベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さを見せていきたい。獲ったからには、この2本のベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さをみせていきたい」と2冠王君臨を見据えて誓った。
【会見の模様】
▼上谷「女子プロレス団体スターダム、H.A.T.E.の上谷沙弥だ。昨日、怒涛の2冠戦を終えて、STRONGのベルトが沙弥様の元に戻ってきたよ。この紫色の腐ったベルトも試合をすると、やっぱり愛着がわくもので、なんだかピカピカ輝いて見えるなあ。東京ドームのカードが朱里に決まって。沙弥様がもう一個持ってる、女子プロレスの強さを象徴する赤いベルトも東京ドームに連れていきたい気持ちはあったけど、そのIWGPのベルトと、このSTRONGのベルト。朱里となら女子プロレスを象徴するような、東京ドームにふさわしい戦いができると思う。でも、朱里が作る朱世界より、沙弥様が見せる悪夢の方が断然面白いでしょう。しかも朱里、最近、なんか疲れてない? 沙弥様がIWGPのベルトを奪ってお前の肩の荷を下ろしてやるよ。そして、新日本プロレスに下克上だ! 東京ドームに集まる何万人もの客を沙弥様の虜にして全員奪てやるよ。新日本プロレス覚悟しとけよ」
▼朱里「第6代IWGP女子チャンピオン、世界に通用するモノが違う女・朱里です。2025年、上谷沙弥のおかげでスターダム、そしてプロレスに興味を持ってくれた人がたくさんいたと思う。プロレス大賞を獲る勢いだとも思ってます。そんな上谷とベルトをかけて試合ができること凄く楽しみです。1・4東京ドームという素晴らしい舞台で、このIWGP女子、そしてSTRONG女子タイトルマッチができること、本当にうれしいし、女子プロレスの凄さ、そして面白さをたくさんの人に見てもらえるチャンスだとも思ってます。上谷と女子プロレスを象徴する最高の試合を見せたうえで、私が最後、勝利します。私のチャンピオンロードはまだ始まったばかり。絶対に負けるわけにいかない。必ず私が勝利します」
――男子のダブルタイトルマッチへの対抗意識はある?
▼上谷「うーん、その男子のダブル選手権の意識というよりも、女子と男子のプロレスのよさって私はまた違うものだと思っていて。男子はやっぱり体が大きくて迫力があって、女子には見せきれない部分というものがすごくたくさんあると思ってる。でも女子は男子に負けない部分で私が思ってるのは感情のぶつかり合いだと思っていて。女子プロレス、本当に強さだけじゃなくて悲しみだったり、怒りだったり、いろんな感情をリングの上にすべて持ってって表現できるっていうのは女子ならではだし、そこに関しては絶対に男子のプロレスに負けない部分だと思ってるので。それを含め今、こうやって女子プロレスを代表して東京ドームに立てる者として、今できる自分たちのプロレスを見せるっていうのが一番なんじゃないかなと思ってます」
▼朱里「私も上谷と同じ部分があるんですけど、やっぱ男子と女子の魅力は全然違うと思うんですよ。女子の面白さって感情が湧き出るもの。リングで感情同士のぶつかり合い、ホント執念っていう、女子って見てる人を引き込むものがあると思っていて。それが見ている方を引き込むようなものだと思っていて。そこが凄く魅力だと思っています。リングの上で生き様を見せるのがプロレスラー。一人ひとり生き様を見せるものではあるので。そこは同じ部分もあると思うんですけど、女子と男子、違う魅力があると思うので、東京ドームでその魅力を感じていただけたら嬉しいと思います」
――大会当日、テレ朝で10時15分からプライムタイムで放送されるが、テレ朝に言いたいことはある?
▼上谷「それはもちろん、この沙弥様の試合、もちろん放送するよな? 笑ってんじゃねえよ。放送するものだと思って今日は来たので。放送されるのかなとも思ってるし、しかもお前ら見たよな? TBSで23年ぶりに…あ…TBSで生中継、お前ら見たよな? だから、この女子プロレスを今象徴する選手は私しかいないと思ってるので、沙弥様を流せば視聴率100%なんで。お前ら、しっかり流せよ」
――団体最高峰の赤いベルトを持っているが、IWGPのベルトへの思いは?
▼上谷「うーん、正直、私はこの約1年、赤いベルトとともに今の私を作り上げてきたと思っているので、正直、朱里がこうやって挑戦表明してくるまでは正直、視野にはなかった。でも朱里との闘いに関しては興味があったので受けたし、IWGPがどうこうっていうよりかは、私としては朱里との闘いを見て欲しいという気持ちがあります」
――ダブルタイトル戦に勝ったとして、その先に赤いベルトへ向けてはどうのように動く?
▼朱里「自分は赤いベルトというよりも、やっぱりこのIWGP。自分、2022年に赤いベルトを1年保持して、女子プロレス大賞を獲らせていただいて、その後にプロレスラーとしてどうしていったらいいんだろうみたいな、凄く悩んだ時期があって。その時に、このIWGP女子ができて、本当にうれしくって、自分の目標は次、絶対にこのベルトだって思って、ずっと思い続けて、やっと今年4月に手に入れたんですけど、すぐに獲られてしまったんですよ。何にも自分のチャンピオンロード、このベルトをせっかく獲ったのに何も見せられずに獲られてしまって、凄く悔しくて。でも手術もあり、復帰した後に、またこのIWGPのベルトを獲ることができて、ここからがまた私の時代だというか、このIWGPのベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さを見せていきたいって思ってるので。このIWGP女子とともに、そして今回STRONG女子、2冠になるんですけど、獲ったからには、この二つのベルトとともにプロレスの面白さ、女子プロレスの面白さをみせていきます」
――朱里選手にとってはそのベルトが一番だと?
▼朱里「はい、そうです」
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