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　ロウが現地時間10日、マサチューセッツ州ボストンで行われ、ジョン・シナ引退試合の相手を決める「ザ・ラストタイム・イズ・ナウ・トーナメント」が開幕。中邑真輔がシェイマスとの1回戦に臨み、棚橋弘至ばりのスリングブレイドを繰り出したものの敗戦に終わった。

　12・13ワシントンDC大会『サタデーナイツ・メインイベント』で行われるシナ引退試合。その相手を決める「ザ・ラストタイム・イズ・ナウ・トーナメント」がこの日、シナの地元・マサチューセッツで開幕した。1回戦2試合が行われ、まずはルセフがダミアン・プリーストを撃破。続いて中邑がシェイマスと対決した。

　中邑はショートレンジラリアットでシェイマスに先制されても、ローリングバックエルボー、ミドルキック連打で応戦。ジャンピングハイキック、けいれん式踏みつけ攻撃と攻勢を続ける。ブレーンバスターホイップで叩きつけられても、ステップキック、カカト落としで反撃し、ダイビングニードロップを後頭部に投下した。

　エプロンからの場外ダイブを繰り出した中邑だったが、キャッチしたシェイマスがエプロンに叩きつけた。リングに戻ると中邑もスライディングジャーマンで逆襲。三角絞めで捕らえたものの、シェイマスはテキサスクローバーホールドで切り返す。耐えた中邑はカナディアンロッキーバスターで叩きつけられても、雪崩式ブレーンバスターを敢行。グラウンドでのヒザ蹴りを連発し、ミドルキック連打を浴びせた。

　シェイマスは激しい殴り合いに持ち込むと、バックブリーカーで反撃。中邑をエプロンに追いやり、胸板へのハンマーパンチ10連打を浴びせる。ブローグキックを狙って突っ込むと、中邑は棚橋ばりのスリングブレイドで迎え撃った。すかさずコーナーからダイブしたものの、シェイマスはヒザ蹴りで撃墜した。

　中邑も雪崩式ホワイトノイズを食い止め、コーナー上のシェイマスをパワーボムで叩き落とした。キンシャサが不発に終わっても、ジャンピングスピンキックを見舞ったが、次の瞬間、ブローグキックを被弾。中邑は返せず3カウントを聞いた。

　今週のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。