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3/30【全日本】ジョーが脳腫瘍の手術の影響で『2016チャンピオン・カーニバル』を緊急欠場、青木が代打出場(写真あり)

 秋山準社長が30日、神奈川・横浜市内の全日本事務所で会見し、ジョー・ドーリングが『2016チャンピオン・カーニバル』を欠場すると発表した。脳腫瘍を患ったジョーは今月4日に開頭手術を受けたばかりで、本人は出場の意思があったものの、悪性腫瘍のため治療に専念するべきとの医師の判断もあって欠場の結論に至った。ジョーに代わって同じEvolutionの青木篤志が名乗りを上げ、初出場する。

 昨年7月に左ヒザの手術のため戦列を離れていたジョー。春の祭典で9ヵ月ぶりの全日マット帰還を果たすはずだったが、欠場を余儀なくされることになった。

 秋山社長によると、ジョーは2月25日、体調に異変を感じ、カナダの病院で検査を受けた。今月2日にアメリカ・シカゴの病院でMRI検査を受けた結果、脳腫瘍に侵されていることが判明。4日に腫瘍摘出手術を受けた。

 手術は無事に成功。ジョーもカーニバル出場の意思があったものの、その後、腫瘍が悪性であることが判明。医師から「すぐに治療に入らないといけない」と判断され、今月26日に欠場の結論に至った。

 最強外国人ジョーの欠場は全日本にとって大きな痛手。会見した秋山社長も「ジョー本人も出たいということもあったんで、僕たちもギリギリまで答えを待ったんですけど、最終的に悪性腫瘍で残念」と沈痛な表情で話した。それでもジョーはリング復帰を目指しているといい、秋山社長も「帰ってきてくれると思ってるんで祈るしかないですね」と回復を祈っていた。

 ジョーの緊急欠場に伴い、同じEvolutionの青木が名乗りを上げ、代打出場が決まった。

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