9/8【全日本】暴走大巨人との直接対決で決意 KAIが世界タッグ挑戦を表明
『The Road to 第6回王道トーナメント』
宮城・栗原市築館B&G海洋センター体育館(2018年9月8日)
○石川修司&諏訪魔&青木篤志vs大森隆男&KAI&ギアニー・ヴァレッタ×
KAIが世界タッグ挑戦を表明だ。
この日、KAIは大森&ヴァレッタとのトリオで、青木と組んだ世界タッグ王者・諏訪魔&石川&青木と対戦した。最後はヴァレッタが石川のファイアーサンダーに沈んで敗戦となったが、諏訪魔相手にドロップキック、ブレーンバスターで攻め立て、諏訪魔のショートレンジラリアット、石川の串刺しラリアット、ダイビングフットスタンプの猛反撃を食らっても、トラースキック、延髄斬りの連続攻撃でお返し。決着前には場外で諏訪魔を変型腕固めで苦もんさせた。
暴走大巨人と火花を散らしたKAIは試合後、「今日ね、現世界タッグチャンピオンと戦ってみて、1年前の両国である選手と世界タッグ挑戦したなって。それとその数ヵ月前にある選手とちょっとだけだったけど、世界タッグ王者になったなって思い出した」と切り出すと、「強い世界タッグ王者に挑戦したいなって気持ちが芽生えました」とベルト挑戦を意思表示した。
KAIの言うとおり、昨年5月、真霜拳號と組んで第74代世界タッグ王者に君臨し、陥落後の8・27両国大会では野村と組んで関本大介&岡林裕二と空位となったベルトを争った。以来、世界タッグ戦線からは遠のいていたが、暴走大巨人との戦いを通じて2度目の戴冠に乗り出すことを決意した。気になるパートナーについては明言しなかったものの、「国際電話かけて相談しないとダメだな」と話したように海外遠征中のTAJIRIが候補の一人といえそう。「近々、ある行動をしたい」と予告したKAIは挑戦実現へ向けて何らかのアクションを起こすつもりだ。
【KAIの話】「思い出した。今日ね、現世界タッグチャンピオンと戦ってみて、1年前の両国である選手と世界タッグ挑戦したなって。それとその数ヵ月前にある選手とちょっとだけだったけど、世界タッグ王者になったなって思い出した。ホント改めて今日ね、戦って強い世界タッグ王者に挑戦したいなって気持ちが芽生えました。ある行動をね、近々、ある行動をしたいと思います。それは行動してからのお楽しみということで。あぁ、でもちょっと国際電話かけて相談しないとダメだな。オーストラリアの番号って何番でしたっけ? 大至急、連絡しないとダメだ」