10/14【全日本】青柳が2年連続アジアタッグ王者として地元凱旋、「もっとビッグな男になって帰ってくる」
『2018旗揚げ記念シリーズ』長野・キッセイ文化ホール(中ホール/松本市)(2018年10月14日)
○青柳優馬&宮原健斗&ヨシタツvsジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス&ブラック・タイガーVII×
青柳がアジアタッグ王者として地元・松本に凱旋し、メインイベントの6人タッグマッチで快勝。最強タッグ優勝を見据えつつ、「ビッグな男になって地元に帰ってくるぞ」と誓った。
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毎年恒例となりつつある10月の松本大会。松本出身の青柳は10・10後楽園大会で大森&めんそーれを退け、野村と保持するアジアタッグ王座2度目の防衛に成功したばかり。この日、昨年に続き、アジアタッグ王者として地元凱旋を果たした。
メインに登場した青柳は宮原&ヨシタツとのトリオでジョー&ジェイムス&ブラックVIIと対戦した。序盤にドロップキックをブラックVIIに見舞ったまではよかったが、ジョー&ジェイムスの猛攻とブラックVIIのラフ殺法の餌食となり、地元のファンをやきもきさせる時間が続いた。
それでもミサイルキックでジェイムスに反撃して突破口を開き、歓声を起こした。終盤にはジョーとジェイムスを相手にエルボーで立ち向かい、ダブルブレーンバスターで返り討ちにされても、宮原とヨシタツの援護射撃を受けて立て直すと、ブラックVIIにダイビングエルボードロップを発射。最後はロックスターバスターを爆発させて3カウントを奪った。
2年連続でアジアタッグ王者として地元・松本のメインで自力勝利。文字通り故郷に錦を飾った。万雷の青柳コールを浴びた松本の英雄は試合後のマイクで「来年も帰ってきますので、その時はもっと、もっと、もーっとビッグな男になって帰ってきます」との誓いを立てた。
それを実証する格好の大舞台が野村とのアジアタッグ王者コンビで出場する暮れの最強タッグ。昨年は最終戦まで優勝争いに絡む活躍をみせただけに、今年こそ優勝の2文字を勝ち取りたいところ。青柳はバックステージでも「優勝して、もっとビッグな男になって地元に帰ってくるぞ。約束します」と力強く言い切ってみせた。
【青柳の話】「帰ってきたぜ松本。今日はたくさんのご来場ありがとうございました。また松本にこのベルト、またチャンピオンとして帰ってくることができました。皆さんの声援のおかげです。今月はまだビッグマッチ10月21日、横浜文化体育館を控えてる。まだまだ終わってない、今日が最後じゃない。その先には世界最強タッグもありますから優勝して、もっとビッグな男になって地元に帰ってくるぞ。約束します。きょうはありがとうございました」