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10/16【全日本】新世代対決 足攻めに苦戦もジェイクが青柳を熱戦撃破

『2018旗揚げ記念シリーズ』秋田・横手体育館(中体育室)(2018年10月16日)
○ジェイク・リーvs青柳優馬×

 ジェイクが2大会連続となった新世代対決でアジアタッグ王者・青柳を熱戦の末に撃破した。

 2日前の10・14松本大会でジェイクは野村とのシングル対決に臨み、タイトルマッチ級の激闘を展開。両者KOの痛み分けに終わった。そしてこの日は青柳との一騎打ちが実現。2大会連続の新世代対決で、対アジアタッグ王者連戦となった。

 試合は若さがほとばしる熱戦となった。まず先手を取ったのは青柳。場外にスライディングするとジェイクの右足を鉄柱に引っかけての裏アキレス腱固めで悲鳴を上げさせる。ここから右足に的を絞り、ストンピングを連発すると、レッグロックで絞め上げた。

 だが、ジェイクの反撃も手厳しい。サッカーボールキックで蹴りまくり、場外戦でもニーリフトをこれでもかと連打。青柳をエプロンに上げてなおもニーリフトを連発し、DDTで場外に叩き落とす荒技も敢行した。リングに戻ってもランニングローキック、サッカーボールキック連打と蹴りまくった。

 ならばと青柳は序盤に布石を打っておいた右足攻めを再開して主導権を奪い返す。ミサイルキックで右ヒザを射抜き、悲鳴を上げながらのた打ち回るジェイクに低空ドロップキックを連射。ドラゴンスクリューからの足4の字固めで捕らえた。

 青柳の勝機だったが、ジェイクは耐え抜いた。ニークラッシャーを阻止し、エルボー合戦で火花を散らす。青柳が再びニークラッシャーを狙ってもヒザ蹴りで食い止め、左ヒザでニーリフトを連打。痛みも構わずむき出しの右ヒザでニーリフトをぶち込んで3カウントを奪った。

 場内を沸かせる熱戦の末、ジェイクが青柳に快勝。野村戦に続き、新世代対決で大会屈指の激闘を繰り広げてみせた。その熱を生み出した一番の要因は互いへのライバル意識。「あのアジアタッグチャンピオンの二人、何なんだ? クソー。負けねぇぞ。負けねぇからな」と対抗意識をむき出しにしたジェイクは、「あんたらが持ってるベルトも狙ってんだからな」と野村&青柳が保持するアジアタッグにも色気をみせていた。

【ジェイクの話】「あのアジアタッグチャンピオンの二人、何なんだ? クソー。負けねぇぞ。負けねぇからな。あんたらが持ってるベルトも狙ってんだからな」

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