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10/19【全日本】いざ横浜決戦 宮原が三冠戦へ背水の陣「負けたら最高を名乗れなくなる」

『2018旗揚げ記念シリーズ』岩手・盛岡体育館(2018年10月19日)
○宮原健斗&野村直矢&青柳優馬vsジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス&ブラック・タイガーVII×

 宮原が快勝で三冠戦へ向けた最終調整を完了。2日後と迫った横浜決戦に「俺は自分のプロレスラーとしてのプライドである、ポリシーである最高をかける」と背水の陣を敷いた。

 10・21横浜文体の三冠王者・ゼウスと王道トーナメント覇者・宮原による頂上決戦が目前に迫った。この日、宮原はメインの6人タッグに登場。アジアタッグ王者・野村&青柳とのNEXTREAMトリオでジョー&ジェイムス&ブラックVIIと激突した。

 これが宮原にとって横浜決戦へ向けた最終調整。序盤こそジョーにタックルでなぎ倒されたが、終盤になって再び出番が回ってくると、一気にアクセルをふかした。ブラックVIIにフロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキックの波状攻撃を浴びせて躍動。青柳の援護射撃を受けて串刺しブラックアウトも突き刺した。

 和田京平レフェリーをつかんでジャーマンを阻止したブラックVIIが混戦模様の中、シャイニングウィザードで反撃してきたが、宮原はすぐさまブラックアウトでお返し。間髪入れず二段式ジャーマンを爆発させて3カウントを奪った。

 10・21横浜文体前最後の試合に快勝。好調ぶりをみせつけた宮原は横浜決戦へ向けた景気づけとばかりに「最高」マイクで盛岡大会を締めた。あとは2日後の本番を迎えるのみ。「今日の盛岡も最高エネルギーを体に注入して、ついに来たね」と気合を充満させた宮原は「どっちがこれからさらに高みを目指す全日本プロレスの先頭に立つか、21日決まる」と見据えた。

 強気で鳴らす宮原だが、今回ばかりは背水の陣で臨む。というのも今回の横浜決戦がおそらく2018年最後の三冠戦となる公算大。2018年下半期の主役獲りを公言し続けてきた最高男だが、もし至宝ベルト返り咲きを逃せば、それも水泡と帰してしまうからだ。「もうこれを逃したら、宮原の代名詞でもある最高を名乗れなくなるんじゃないかな」と危機感を垣間見せた宮原は、「それぐらい俺は自分のプロレスラーとしてのプライドである、ポリシーである最高をかける」と言い切った。

 「最高」を叫び続けてきた宮原だが、万が一、ゼウスに敗れることがあれば、その称号を返上する覚悟だ。自らを追い込んだ最高男は2日後、のるかそるかの大一番に臨む。

【宮原の話】「ついに来たか。ね、ついに来たか。今日の盛岡も最高エネルギーを体に注入して、ついに来たね。あと2日。どっちがこれからさらに高みを目指す全日本プロレスの先頭に立つか、21日決まる。(おそらく今年最後の三冠戦になりそうだが、2018年の主役を狙う宮原選手だけに危機感もあるのでは?)今年最後ですか三冠ベルト戦線は。もうこれを逃したら、宮原の代名詞でもある最高を名乗れなくなるんじゃないかな。それぐらい俺は自分のプロレスラーとしてのプライドである、ポリシーである最高をかける。最高をかける。プロレスラーとして最高じゃなくなる負けたら。それぐらい俺のプライドをかけて横浜は戦う。とにかくプロレスファンよ、横浜に集合だ」

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