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8/25【全日本】快勝・青柳が現状打破へ王道Tでの挽回宣言、最強タッグへは「心に決めた人がいる」

『2019 SUMMER EXPLOSION』北海道・網走市北コミュニティセンター(2019年8月25日)
○青柳優馬&宮原健斗&ヨシタツvsディラン・ジェイムス&丸山敦&ジョエル・レッドマン×

 青柳が現状打破を誓い、9月の王道トーナメントでの挽回を宣言。今から暮れの最強タッグも見据え、「心に決めた人がいる」と思い描くパートナーがいることを明かした。

 この日、青柳はメインの6人タッグで三冠王者・宮原&GAORA&コロナ2冠王・ヨシタツと組んでディラン&レッドマン&丸山と対戦した。相手チームの集中砲火を浴びて劣勢の時間が続いたものの、ディランにダイビングボディアタックを放って打開。終盤にはレッドマンにダイビングボディアタックを放ってもドロップキックで撃墜され、ロープ越しの雪崩式ブレーンバスター、ダイビングニードロップで攻め込まれたが、ヨシタツのCBJ、宮原のブラックアウトで援護射撃を受けると、ロックスターバスターを爆発させて逆転勝利を決めた。

 この数ヵ月、負けが込んでいる青柳だが、久しぶりに自力勝利をスコア。試合後のリング上では今から暮れの最強タッグを見据え、「僕の中でこの人と組みたい、この人と最強タッグ優勝目指したいって心に決めた人がいます」と明かした。当然、それが誰なのか明言しなかったが、3ヵ月先のプランを描いているのも、自分の現状にじくじたる思いがあるからだった。

 同世代のジェイクは現在、岩本とのコンビでアジアタッグ王者に君臨。野村は王者・宮原から直接勝利を奪って2度目の三冠挑戦を決めた。上昇気流に乗る二人とは対照的に、青柳は「今年に入ってアジアタッグ返上してから何もないですホントに。タイトルマッチも組まれない、負けてばっかり、結果も実績も何も作れてない」と自ら言うように芳しくない状況が続いている。「このふがいない状況を打破するにはやっぱり王道トーナメント、そして11月から開幕する最強タッグ、この二つ。僕にとってどうしても落とせない」と言い切った青柳は、年内に残された二つのビッグマッチで結果を出し、ジェイク、野村との差を一気に埋めるつもりだ。

 「王道トーナメントもちろん優勝して、野村さんとジェイクさんとの差を何とか埋めて、さらに最強タッグ、心に決めた人と出て優勝したい」。そう誓った青柳はジェイク、野村へのジェラシーと対抗意識を原動力に巻き返しを図る。

【青柳の話】「今日はありがとうございます。すいません、リング上では最強タッグがあるってだいぶ先走ったことを言ってしまいました。来月は王道トーナメントもあるし、それこそ最強タッグまでの間にはいろいろあると思います。でも、この人と最強タッグに出たいと心に決めた人がいます。まだその人の名前は出しません。それこそ王道トーナメントありますし、僕だって王道トーナメント捨てたわけじゃありません。王道トーナメントもちろん優勝して、野村さんとジェイクさんとの差を何とか埋めて、さらに最強タッグ、心に決めた人と出て優勝したいと思います。僕自身、今年に入ってアジアタッグ返上してから何もないですホントに。タイトルマッチも組まれない、負けてばっかり、結果も実績も何も作れてない。このふがいない状況を打破するにはやっぱり王道トーナメント、そして11月から開幕する最強タッグ、この二つ。僕にとってどうしても落とせない二つなんです。王道トーナメントは僕個人の実力で制覇して、今まで開いてしまった差を埋めます。で、プラスアルファ、最強タッグ、心に決めた人と出場して今年一年を締めくくりたいと思います。でもそのパートナーはまだ言いません。期待して下さい」

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