8/26【全日本】意外にも未勝利 石川が世界タッグ戦&王道Tでの崔狩りを宣言
『2019 SUMMER EXPLOSION』紋別市スポーツセンター(2019年8月26日)
○佐藤光留&石川修司vsディラン・ジェイムス&フランシスコ・アキラ×
石川がこれまで勝利したことのない崔への雪辱を宣言した。
9・3後楽園でゼウス&崔を迎え撃つ世界タッグ戦を控える暴走大巨人。この日、石川は前哨戦がなく、光留と組んでディラン&アキラと対戦した。ディランとの肉弾戦でリングを揺らした石川は、軽量のアキラ相手に容赦なくニーリフトをぶち込み、拷問コブラで絞め上げるなど好調ぶりをアピール。最後もアキラにラリアットを叩き込む援護射撃で光留の勝利につなげた。
8・22釧路大会で世界タッグ前哨戦で幕を開け、石川は崔の赤川鉄橋によって3カウントを聞いた。諏訪魔はゼウスへの苦手意識を口にしているが、石川も「無意識のうちに苦手意識を持ってるのかもしれない」ともらした。というのも、「崔選手にシングル、タッグ含めてピンフォール勝ちしたことが一回もないんですよね。去年のチャンピオン・カーニバルで負けて、今年も引き分けだったし」という意外な事実があるからだ。
ただ、諏訪魔と激闘を紡いできた暴走大巨人への自信は揺るがない。「全日本のタッグを引っ張ってきたっていう自負はあるんで、ライバルが組んだっていったって負けるわけにはいかない」とプライドをのぞかせた石川は、「タイトルかかった試合になったら俺らの方が分がある」と断言。ゼウス&崔に押されっぱなしとあって、「今までの分も倍返ししたい。前哨戦まだあるんでね、ぶつけて気持ち的にも優位に立てるようにしたい」と巻き返しを誓った。
諏訪魔はゼウスに照準を絞っているが、石川は崔の首に狙いを定めた。崔とは世界タッグ戦後に控える王道トーナメント1回戦でも対決する。大巨人は「今度のタッグ戦と王道トーナメント1回戦で今までの分を全部返して、俺の方が上だと、優位に立ちたいというか。同じ相手に何回も負けてる自分の中のイメージを変えたい」と崔からの連勝を宣言した。その前にまずは前哨戦で雪辱を遂げておくつもり。暴走大巨人の復讐心が世界タッグV4の原動力となりそうだ。
【試合後の石川】
――世界タッグ前哨戦でゼウス&崔に押されている状況だが?
▼石川「諏訪魔さんも最近、僕の認識だとゼウス選手にシングルマッチで結構負けてるような記憶があって、僕自身も崔選手にシングル、タッグ含めてピンフォール勝ちしたことが一回もないんですよね。去年のチャンピオン・カーニバルで負けて、今年も引き分けだったし、この間もタッグで獲られちゃったし、無意識のうちに苦手意識を持ってるのかもしれない。ただ、全日本のタッグを引っ張ってきたっていう自負はあるんで、ライバルが組んだっていったって負けるわけにはいかないんで。そのコンビネーション力がどれぐらいあるかわからないし、タイトルかかった試合になったら俺らの方が分があると思うんで。今までの分も倍返ししたいなと思いますね」
――チーム歴の浅い二人に獲られたら今まで暴走大巨人で築き上げたものが崩れかねないが?
▼石川「関本&岡林とかいろんな強い奴らと戦ってきて、この価値を上げてきたと思ってるんで。なかなかそう簡単には譲れない部分があるんで、その思いを3日の日に、あと前哨戦まだあるんでね、ぶつけて気持ち的にも優位に立てるようにしたいなと思ってます」
――石川選手個人としては王道トーナメント1回戦で崔と対決するが?
▼石川「今度のタッグ戦と王道トーナメント1回戦で今までの分を全部返して、俺の方が上だと、優位に立ちたいというか。同じ相手に何回も負けてる自分の中のイメージを変えたいし、お客さんの見る目も変えたいなと思います」