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11/28【全日本】最強タッグ黒星先行も宮原モチベーション上昇中 「青ちゃん健ちゃんポーズをやりたいから勝ちたい」

『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』山口・周南市新南陽ふれあいセンター(2019年11月28日)
○ジョー・ドーリング&秋山準&ヨシタツ&ジョエル・レッドマンvs宮原健斗&パロウ&オディンソン&青柳優馬×

 「青ちゃん健ちゃんポーズをやりたいから勝ちたい」。最強タッグで黒星先行中の宮原だが、優勝にかけるモチベーションは高まる一方だ。

 宮原&青柳の青ちゃん健ちゃんは現在2勝3敗と黒星先行。前夜の鹿児島大会ではTAJIRI&KAIに敗れたばかりだ。この日は第4試合の8人タッグマッチに登場。試合前からアピールを繰り返し、ゴングが鳴ると先発で飛び出してヨシタツ相手に一進一退のせめぎ合いを展開。秋山をフロントハイキックやドロップキックで攻め込むなど三冠王者の存在感を示したが、最後はパートナーの青柳がジョーのフライングボディアタックに沈んだ。

 まだまだ続く公式戦へ向けて停滞ムードが漂いつつある青ちゃん健ちゃんだが、宮原は意に介していない。「この結果っていうのは正直、当たり前のような結果だと僕も思っているんですよ。それぐらい横一列の選手しかいないんで」というように出場全チームが実力伯仲と感じているからだ。むしろ青柳とのチームワーク面の良化を実感。「粘り強さと欲しがりさが出てる」と今まで以上に前に出てこようとする青柳を頼もしく感じ、「観に来てくださった方にどれだけ記憶に残すかというのも勝利と同じぐらい大事なんで。その中では青ちゃん健ちゃんはチームの中で一歩リードしてるんじゃないですかね」と自信を深めている。

 そして、宮原は今、勝利を渇望する思いが高まっている。その大きな材料となっているのが青ちゃん健ちゃんポーズだ。「欲しがりですから。求められるとやりたいタイプなんで。それを会場の雰囲気で感じてる」とファンの期待に応えたいところだが、ここまで勝利した11・19むかわ、11・25博多の2回しかお披露目できていない。宮原が欲求不満になっていてもおかしくなく、「その勝利のポーズをやりたいから勝ちたいというのがありますよ」と勝利にどん欲となっている。

 「優勝あるのみですよ。青ちゃん健ちゃんしかないでしょう」と言い切った最高男は、青ちゃん健ちゃんポーズを一度でも多く披露するためにも、残り4戦で勝利を積み重ね、最終的に優勝を成し遂げる。

【宮原の話】
――青柳との青ちゃん健ちゃんで出場中の最強タッグは2勝3敗と黒星が先行してしまっているが?

▼宮原「でもこの結果っていうのは正直、当たり前のような結果だと僕も思っているんですよ。それぐらい横一列の選手しかいないんで。タッグとなればなおさらなんで。そこは別に一喜一憂している時間はないのかなと。ロードは続きますからね。日本全国で戦いは続くんで」

――結果を抜きに青ちゃん健ちゃんの手応えは?

▼宮原「日本全国、勝った時の勝利のポーズを期待してくれてるファンが多いので。それは勝たないとできないことなんで。でも優勝以外ないですからね。その勝利のポーズをやりたいから勝ちたいというのがありますよ。欲しがりですから。求められるとやりたいタイプなんで。それを会場の雰囲気で感じてるんで。ああいうものが僕らにとって勝つためのモチベーションになりますから」

――チームワークの面でもよくなっているのでは?

▼宮原「よくなってますね。これだけ二人で1シリーズを通して戦い続けるのは初めての経験なんで、それはタッグとして完成されてきますよ」

――その中で青柳の粘り強さを感じるが?

▼宮原「粘り強さと欲しがりさが出てる感じですね。レスラーにとって欲しがりは一番重要なポイントだと思ってるんで。やっぱり観に来てくださった方にどれだけ記憶に残すかというのも勝利と同じぐらい大事なんで。その中では青ちゃん健ちゃんはチームの中で一歩リードしてるんじゃないですかね。それが優勝につながらないと意味がないんですけど」

――どちらが目立つか組みながら二人の間で勝負する部分もあるのでは?

▼宮原「そういうレベルになってきますね。相乗効果で高まりそうですね。優勝あるのみですよ。青ちゃん健ちゃんしかないでしょう」

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