1/2【全日本】北斗が鈴木&土井と電撃合体 「俺は今すぐ強くなる必要がある」

『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』東京・後楽園ホール(2023年1月2日)
○鈴木みのる&土井成樹vs石川修司&大森北斗×

　北斗が「強さ」を求めて鈴木&土井と電撃合体した。

　この日、鈴木と全日本初参戦となった土井がタッグを結成し、石川&北斗と対戦した。鈴木と北斗は9・18武道館大会以来の再会対決。鈴木に圧倒されながらも北斗は得意のエルボーを連発して立ち向かった。ローリングエルボーでぐらつかせる場面も作ったものの、鈴木のスリーパーに捕まり、強烈すぎるエルボーを何発も打ち込まれて動きが止まった。それでも必死の抵抗を見せた北斗だったが、最後はゴッチ式パイルドライバーに沈んだ。

　またも鈴木に完敗を喫した北斗は試合後、予期せぬ行動を起こした。介抱する石川を振り払うと、鈴木と向かい合い「俺と一緒に戦ってくれ」と頭を下げた。すると鈴木は北斗の髪をつかんで起こすと握手で快諾。ここに鈴木&土井&北斗の新勢力が出来上がった。

　北斗が鈴木との共闘に動いたのは「強さ」を求めてのこと。「今はさ、全日本ってとてもとても余裕がある状況じゃないと思うんだ」と切り出した北斗は「俺は今すぐ強くなる必要がある。俺は今すぐ強くなって、この団体のトップに立って引っ張っていく責任がある」と言い切った。

　腹をくくった北斗に鈴木は「口で言うのは簡単なんだよ。好き勝手やりてえんだったら、何が大事がわかるか? わかるよな? ヘラヘラヘラヘラしてんじゃねえよ!」と釘を刺し、「そして、ヘラヘラしている全日本プロレス! てめぇらの中から牙が出てきたぞ。内側から腹食いちぎってやる」と宣言。土井も「王道を体感しに来たぞ。全日本プロレスの選手、全日本プロレスという団体名に名前負けしてるんちゃうか? ただムダにデカいだけやろ?」と疑問符を連発し、「俺がおもろいことやったるからな。楽しみにしとけよ」と予告してみせた。

　「さあ、3人でメチャクチャにしてやる。待ってろ、全日本プロレス」。そう鈴木が通告したように、この3人の電撃合体によって、2023年の全日マットの勢力分布図が塗り替えられることになりそうだ。

【試合後の鈴木&土井&北斗】
※北斗だけがコメントスペースに現れると

▼北斗「今はさ、全日本ってとてもとても余裕がある状況じゃないと思うんだ。そんなこと関係なしにだけど、俺は今すぐ強くなる必要がある。俺は今すぐ強くなって、この団体のトップに立って引っ張っていく責任があるから…」

※ここで鈴木と土井が現れると

▼鈴木「おい、おい。口で言うのは簡単なんだよ。口で言うのは簡単なんだよ!」


▼北斗「そうだよ!」

▼鈴木「好き勝手やりてえんだったら、何が大事がわかるか? わかるよな? ヘラヘラヘラヘラしてんじゃねえよ! そして、ヘラヘラしている全日本プロレス! てめぇらの中から牙が出てきたぞ。内側から腹食いちぎってやる。俺と大森北斗、そして土井成樹だ。(土井に)なんか言えよ」

▼土井「フリーの土井成樹が王道に来たぞ。王道を体感しに来たぞ。全日本プロレスの選手、全日本プロレスという団体名に名前負けしてるんちゃうか? ただムダにデカいだけやろ? 俺がおもろいことやったるからな。楽しみにしとけよ」

▼鈴木「さあ、3人でメチャクチャにしてやる。待ってろ、全日本プロレス」

【石川の話】「なんだ、最後の。なんだ、あの北斗の行動は? なんだよ、お前。SNSで俺が全日本を引っ張るとか言ってて、なんだあの行動は? 明日は組んでやるんだろ。じゃあ、カード変えろ。カード変えてくれよ。会社に言うよ。カード変えて、北斗、お前の気持ちをリング上で確認してやるよ。レスラーだから、ぶん殴らなきゃわからねえだろ。そんだけだよ。なめやがって」