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2/6【全日本】世界ジュニア王者としてJr.オールスター戦へ 亮生が土井突破宣言

 2・19後楽園大会で土井成樹との世界ジュニアヘビー級選手権試合が決まった王者・青柳亮生が6日、東京・湯島の全日本事務所で会見。3・1後楽園大会で開催されるジュニアオールスター戦に王者として出場するためにも強敵・土井突破を誓った。

 亮生は2・4八王子大会でかつての憧れだった鈴木鼓太郎を退け、世界ジュニア王座5度目の防衛に成功。試合後、恒例となりつつあるPlus Ultra締めをしようとしたその時、土井の襲撃を受け、この日、2・19後楽園大会での迎撃が決まった。

 「怒りに近いものを今持ちながらタイトルマッチに向かいたい」という亮生だが、土井の挑戦は望むところ。ここまで佐藤光留、田中稔、カズ・ハヤシ、鼓太郎と歴代王者に連勝した今、DRAGONGATEの主要タイトルを総なめにしてきた実力者・土井とのタイトルマッチは「このベルトの価値が確実に上がって来ている証拠にもなりますし、また今回のチャレンジャーを倒せば、さらにこのベルトの価値が上がる」と確信しているからだ。

 土井とは1・3後楽園大会での6人タッグで初遭遇。「DRAGONGATEで結果を残してきた人であり、今DDTのチャンピオンであったり、今ジュニア界隈を騒がしてるというか、動かしている人物」と一目を置いた亮生は2日前の八王子でバカタレスライディングキックを食らって「とにかくスピードが凄くて、威力というのは間違いない」と実感させられた。

 これまでの防衛戦同様に苦戦は免れられそうにない。が、5度の防衛を重ねてきたことで亮生自身も王者として間違いなくステップアップを遂げてきた。中でも憧れの鼓太郎に勝利したことは「チャンピオンとしてどうあるべきかっていうのを自覚できた一戦」となった。だからこそ亮生は「ここからは僕の実力が試されてくると思うので、しっかり防衛したい」と強敵・土井突破を誓ってみせた。

 亮生には大きなモチベーションがある。3・1後楽園大会で開催されるジュニアオールスター戦だ。当然、世界ジュニア王者として出場するつもりの亮生は「それ相応の対戦カードを用意しろというのを言いたいので、このベルトは必ず持っていきたい」と誓ってみせた。

 一方、土井は会見欠席となったもののコメントを寄せた。全日本参戦2ヵ月で世界ジュニア初挑戦が決まり、「オールジャパンに参戦してる以上、俺がこのタイトル獲らな何も始まらんやろ!」と主張。「何や? あのチャラチャラしたチャンピオンは。青柳亮生より土井成樹の方がチャンピオンとしてふさわしいやろ。俺が全日本ジュニアの顔になったるわ」と予告してみせた。


【会見の模様】
▼亮生「2月4日の八王子大会はホントに僕が小学校3年生から憧れていた鈴木鼓太郎選手とベルトをかけて戦う。とにかく緊張しましたね。大きい会場でやるとか、そういうのを抜きに、シンプルにメチャメチャ緊張してはいたんですけど、やっぱりこの全日本プロレスジュニアを背負っていくという覚悟を持って、そこだけはブレずにいったので無事防衛できたのかなと思ってます」

▼土井(コメント代読)「ようやく決まったな! 世界ジュニアや! オールジャパンに参戦してる以上、俺がこのタイトル獲らな何も始まらんやろ! 何や? あのチャラチャラしたチャンピオンは。青柳亮生より土井成樹の方がチャンピオンとしてふさわしいやろ。俺が全日本ジュニアの顔になったるわ」

▼亮生「またまたまたまたレジェンドですね。このベルトの価値が確実に上がって来ている証拠にもなりますし、また今回のチャレンジャーを倒せば、さらにこのベルトの価値が上がるっていうのを確信してるので、非常に楽しみです。そして個人的には2月4日に憧れを超えて、青柳亮生の感動のマイク、なんて熱いシーンをぶち壊して挑戦表明してきたんで、必ず土井成樹はぶっ倒してV6を皆さんとともに喜びたいと思います」

――試合後に襲撃してきた土井選手に対する感情は?

▼亮生「今現在で言いますと、やっぱり先ほども言ったんですけど感動のシーンですよね。あれをぶち壊されたっていうのは何ていうんですかね。怒りに近いものを今持ちながらタイトルマッチに向かいたいと思ってます」

――土井選手の印象というのは?

▼亮生「やっぱりDRAGONGATEで結果を残してきた人であり、今DDTのチャンピオンであったり、今ジュニア界隈を騒がしてるというか、動かしている人物なので非常に気をつけていきたいなとは思ってます」

――八王子でバカタレスライディングキックを食らったが、そのダメージ、衝撃はどうだった?

▼亮生「体格的に考えれば僕も劣ってはいないですけど、とにかくスピードが凄くて、威力というのは間違いないなとそこで感じられたので、タイトルマッチしっかり警戒しながらいきたいと思います」

――歴代王者に連勝してきて王者として1段階上がったと思うが、その手応えは?

▼亮生「やっぱりレジェンドを倒してきて、しかも5回目の防衛戦は憧れてたっていうのがあったんで、余計に自信になったというか。鼓太郎戦が僕の中で一番自信がついた、チャンピオンとしてどうあるべきかっていうのを自覚できた一戦だったので、ここからは僕の実力が試されてくると思うので、しっかり防衛したいと思います」

――3・1後楽園ジュニアオールスター戦出場も決まったが、王者として出場したい思いがある?

▼亮生「それは間違いなく。ツイッターでもチャンピオンとして行くつもりって言いましたし、まだ対戦カード決まってないんですけど、それ相応の対戦カードを用意しろというのを言いたいので、このベルトは必ず持っていきたいと思います」

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