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4/10【全日本】連覇へ勢い加速 青柳がT-Hawkとの初シングル制して開幕2連勝

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』横浜市保土ヶ谷公会堂(2023年4月10日)
Aブロック公式戦 ○青柳優馬vsT-Hawk×

 青柳がT-Hawkとのシングル初対決を制し、開幕2連勝でチャンピオン・カーニバル連覇へ向けて勢いを加速させた。

 史上4人目の連覇と1年後の3連覇を狙う青柳は初戦で改心の白星スタート。宮原からシングル初勝利を奪ってみせた。2戦目となったこの日の相手はT-Hawk。これが初の一騎打ちで、またも難敵が立ちはだかった。

 場外DDTで先制された青柳は逆水平やナックルパンチを食らって劣勢に。エルボースマッシュで反撃しても逆水平で止められてしまう。それでもダイビングボディアタックを放ち、エンドゲームに持ち込んだが、時期尚早で仕留められず。ジャーマンを連発しても、次の瞬間、後頭部にケルベロスを食らった。

 流れがつかめない青柳はロコモーション式ジャーマンで打開を図るが、ケルベロス、ウラジゴクとT-Hawkの猛攻を浴びた。それでも優馬コールに応えるようにスピンキック連射で逆襲。すかさずロックスターバスター、THE FOOLでたたみかけて逆転勝利を決めた。

 青柳がシングル初対決となったT-Hawkに快勝。申し分なしの開幕2連勝を飾った。当然、手応え十分で試合後のリング上では「このままの勢いで全勝優勝して、全日本プロレスを大いに盛り上げてみせます」と宣言。バックステージでも「初戦で宮原健斗、2戦目でT-Hawk倒して、もう気持ちは2連覇したよ」と喜びを爆発させた。

 次戦は4・15名古屋大会のサイラス戦。「このまま次の名古屋と残り全部、優勝決定戦まで突っ走っていきますから」と誓った青柳だが、相手がサイラスと知ると「Holy shit! 勝てる気がしねえよ」と表情を曇らせた。それでもこの日、ノムヤギの盟友・野村直矢から連絡があったことを明かし、「俺のことは気にせず、自分のことに集中してくれ」とエールを送られたという青柳は「みんなの心に野村直矢はいる。でも、野村さんが言うように、僕は僕でチャンピオン・カーニバル必ず制覇してみせます」と言い切ってみせた。


【青柳の話】「メチャメチャ嬉しいよ。メチャメチャ嬉しい。あのT-Hawkに勝ったんだよ。こんなに嬉しいことねえよ。気持ちはもう2連覇達成したよ。初戦で宮原健斗、2戦目でT-Hawk倒して、もう気持ちは2連覇したよ、すでに。気を抜くつもりはないけど、このまま次の名古屋と残り全部、優勝決定戦まで突っ走っていきますから。個人的な話をすると、今日の大会前に野村さんから連絡をもらいまして。元気にしているのかなと思ったら、ちょっと僕は怒られてしまいましたよ、野村さんに。『お前そんな俺の真似しなくていいから』みたいな感じでね。野村さんなりに気を遣ってくれたんでしょう。もう俺のことは気にせず、自分のことに集中してくれってね。ちょっと怒られてしまいましたから、心の中に野村直矢、みんなの心に野村直矢はいる。でも、野村さんが言うように、僕は僕でチャンピオン・カーニバル必ず制覇してみせます。そして、次の名古屋。誰だ? 相手は。誰ですか? サイラス? Holy shit! 勝てる気がしねえよ」

【T-Hawkの話】「(コメントスペースに倒れ込むと)ああ、クソ! 2敗か。いやでも何のこれしき。今はこうやって寝転んでるけど、目線は前しか見てねえから。おい、俺はGLEATのT-Hawkだぞ、お前。試合には勝っただろ。あとは結果だ。ああ、クソ!」

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