9/2【全日本】UNタッグ&G-INFINITYダブルタイトル戦実現も痛み分け 石川&綾部が斉藤兄弟に挑戦表明
『#ajpw ジャイアントシリーズ2023〜高沢産業株式会社 presents〜』軽井沢風越公園総合体育館(2023年9月2日)
UNタッグ選手権vsG-INFINITYダブルタイトルマッチ △斉藤レイ&斉藤ジュンvs田村男児&諏訪魔△
UNタッグ王者・諏訪魔&G田村とG-INFINITY王者・SAITO BROTHERSのダブルタイトルマッチは痛み分け。試合後、石川修司&綾部蓮の巨人タッグがジュン&レイに挑戦を表明した。
8・27名古屋大会で田村がジュン&レイに提案し、決まったこの日のダブルタイトルマッチ。二つの他団体のベルトを全日本勢が争う異例の一戦となったが、思いがけない結末となった。
試合は激しい肉弾戦の様相に。ジュンがパワーで圧倒すれば、田村はバックフリップで応戦。諏訪魔がダブルチョップを乱れ打ち、フロントスープレックスでぶん投げたが、ジュンはスピアーで逆襲。ならばとEvolutionはサンドイッチラリアットをレイに叩き込んで勝負に出た。
だが、レイがラリアットを田村に叩き込んだ場面が流れを決めた。両者は同体でエプロンに不時着。レイがエプロン上でチョークスラムを敢行すれば、田村は場外でのデスバレーボムでやり返す。田村がリングに戻ろうとすると、レイがしがみついて妨害。和田京平レフェリーが場外カウント10を数え、両軍リングアウトの裁定が下された。
タッグダブルタイトルマッチは決着つかず痛み分け。諏訪魔&田村がUNタッグ初防衛、SAITO BROTHERSがG-INFINITY王座V5を果たした。収まらないのはジュン&レイ。試合後、田村、諏訪魔を次々にダブルチョークスラムで叩きつけてKOした。
そこへ石川&綾部がやってきてジュンとレイを蹴散らした。石川は「俺と綾部君でそのベルト挑戦してやるよ。あぁ!? どうなんだ?」とG-INFINITY王座挑戦を表明した。レイも「おもしれーじゃねえか、このベルト懸けてお前らとやってやるぜ! 最後に勝つのは俺たちSAITO BROTHERSだ。ぶっ潰してやる! 楽しみにしておけ!」と即諾。SAITO BROTHERSと巨人タッグによるG-INFINITY王座戦が決定的となった。
【試合後のSAITO BROTHERS】
▼レイ「両リンだ! 両者リングアウトだ! 無効試合になっちまったぜ!」
▼ジュン「あのレフェリーの野郎がいつもいつも止めやがるな…」
▼レイ「UNタッグのベルト、あと少しで手に入ったんだがな。そして何か来たな。石川修司と綾部! この俺たちのベルトを懸けて闘いたいと言ったな? いいぜ、お前たちの挑戦表明、受けてやる。俺たちがお前ら二人、大巨人をぶっ潰してやるぜ! 楽しみにしとけ」
▼ジュン「今までで間違いなく一番デカい挑戦者だ。DOOMしてやる!」