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10/21【全日本】魔のトリオがEruptionから6人タッグ王座奪取 最強タッグへ諏訪魔と鈴木が“バカバカ問答”

『#ajpw 旗揚げ記念シリーズ2023』後楽園ホール(2023年10月21日)
全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 ○諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃魔矢vs坂口征夫&岡谷英樹&赤井沙希×

 諏訪魔&尾崎&雪妃の“魔のトリオ"がEruptionトリオを破って全日本プロレスTV6人タッグ王座を奪取。鈴木秀樹と組んでの最強タッグ出場が決まった諏訪魔は“バカバカ問答"を繰り広げた。

 8・27名古屋大会でKO-D6人タッグ王者の坂口&赤井&岡谷がATM&大森隆男&ブラックめんそーれとのダブルタイトルマッチを制し、6人タッグ2冠王に君臨。ここまで2度の防衛を重ねてきたEruptionの前に魔のトリオが立ちはだかった。

 だが、諏訪魔はかつてウナギ・サヤカと対戦した時と同様に、女性の赤井を攻撃できず。中盤には意を決してニードロップを投下したが、大ブーイングを浴びて「どうしたらいいんだよ!?」と困惑の連続。さらに雪妃のムチ攻撃が誤爆し、尾崎にはだらしないとばかりにチェーンで殴られてしまった。

 波に乗り切れない諏訪魔は坂口のランニングローキックと岡谷のランニングエルボーのサンドイッチ攻撃を被弾。Eruptionのトリプルドロップキックに攻め込まれた。が、赤井が勝負をかけたケツァル・コアトルは決めさせず。ラリアットで坂口と岡谷を蹴散らすと、赤井にも容赦なくラリアットを叩き込んだ。尾崎がチェーンで坂口、雪妃がムチで岡谷を分断すると、諏訪魔は万力スリーパーで赤井を絞め上げてレフェリーストップ勝ちを決めた。

 魔のトリオがEruptionから6人タッグ王座を奪取。昨年12月の初結成から10ヵ月にして初の勲章を手にした。これまで諏訪魔に対する尾崎と雪妃の態度は厳しいものがあったが、結果を出したことで二人は手放しで絶賛。ただ、入場時に正危軍Tシャツ着用でユニット入りをアピールしていた諏訪魔だが、尾崎から「お前、正危軍じゃねえから。そもそも考えてみろよ。うちらさ、魔のトリオで組んでるんだよ。正危軍は美人しか入れない」と拒否された。

 それでも尾崎は「雪妃魔矢、尾崎魔弓、それで魔のトリオなんだよ。正危軍じゃトリオじゃなくなっちゃうんだよ」と強調し、これには諏訪魔も納得。「せっかくさ、3人で獲ったんだから、いろんなところに荒らしに行きたいよね」(雪妃)、「メチャメチャやろうよ。魔のトリオがこれから団体限らず、垣根取っ払っていろんなところで」(諏訪魔)、「プロレス界をかき乱そうよ」(尾崎)と口をそろえた。

 そして諏訪魔はこの日、鈴木秀樹と組んでの最強タッグ出場が決まった。尾崎から「せっかくやるんだったら、チャンピオンになってほしいな」とエールを送られると、諏訪魔は「1人で勝ちますわ。最強タッグは間違いなく、俺1人で優勝」と豪語。そこへ鈴木がやってきて「これOKしたのかよ? バカ!」と食ってかると、諏訪魔も引かず「バカじゃねえよ。お前がバカだろ」と応戦。有名な“コラコラ問答"ならぬ“バカバカ問答"を繰り広げ、最強タッグへ向けて不安を残した。


【試合後の諏訪魔&尾崎&雪妃、鈴木】
▼尾崎「やったじゃん、諏訪魔」

▼諏訪魔「姐さんやったよ」

▼尾崎「イェーイ。偉い偉い偉い」

▼雪妃「凄いじゃん。凄いじゃん」

▼尾崎「スゲェじゃん」

▼諏訪魔「いやあ、久々のことだけど」

▼尾崎「最初から本気出せよ」

▼諏訪魔「やっぱ女性には手を出しちゃいけないっていうのが、俺の中になんかあるんだよね」

▼尾崎「カッコつけたことばっかり言って。負けるんだよ、そういうこと言ってると」

▼雪妃「ホントだよ。負けたら最悪だから」

▼諏訪魔「やっぱ女性の時代になってるんだな、間違いなく」

▼尾崎「当たり前だよ」

▼諏訪魔「強えわ」

▼尾崎「当たり前じゃん。だからナメんなよって。本気出して、最初からいかなきゃ危ういぜ。エンジンかかるまで時間がかかるんだよ」

▼諏訪魔「スロースターターだな」

▼尾崎「うちらがいなきゃダメなんだ、やっぱり」

▼諏訪魔「(自分の頬を叩きながら雪妃に対し)効いたよ。効いた」

▼雪妃「いつまで経ってもやる気出さねえから」

▼尾崎「あれで目が覚めたろ?」

▼諏訪魔「目が覚めた」

▼尾崎「そういうことやってくれる女がどこにいる? 他に」

▼諏訪魔「いねえな。殴ってくるような女の人は」

▼尾崎「うちらぐらいだよな。お前のこと殴れるのは」

▼諏訪魔「いや、ありがとうございます。俺、魔のトリオに入って初戦だと思ったんだけど、(正危軍Tシャツは)ダメなんだよね。どうなの?」

▼尾崎「正危軍だろ?」

▼諏訪魔「あっ、ごめんなさい」

▼雪妃「まあ、正危軍ではない」

▼尾崎「お前、正危軍じゃねえから。そもそも考えてみろよ。うちらさ、魔のトリオで組んでるんだよ。正危軍は美人しか入れない」

▼雪妃「そうなの」

▼諏訪魔「俺はダメ?」

▼尾崎「ダメ。ちょっと顔がブスだから」

▼諏訪魔「ああ、そう」

▼尾崎「最初を思い出して。魔のトリオだよ、うちら。正危軍じゃない」

▼雪妃「どうしたの? なんで正危軍とか言いだしたの。どうしちゃたの?」

▼諏訪魔「そうだな。俺が間違ってたな」

▼雪妃「いいんだよ、魔のトリオ」

▼尾崎「雪妃魔矢、尾崎魔弓、それで魔のトリオなんだよ。正危軍じゃトリオじゃなくなっちゃうんだよ」

▼雪妃「大丈夫? 理解した?」

▼諏訪魔「した、した」

▼雪妃「大丈夫そう?」

▼諏訪魔「魔のトリオでじゃあちょっと6人タッグをどんどん」

▼雪妃「私、久しぶりなんだけど、ベルト巻くの」

▼諏訪魔「似合ってますよ」

▼雪妃「せっかくさ、3人で獲ったんだから、いろんなところに荒らしに行きたいよね」

▼諏訪魔「メチャメチャやろうよ。魔のトリオがこれから団体限らず、垣根取っ払っていろんなところで」

▼尾崎「プロレス界をかき乱そうよ」

▼雪妃「そうしよう、そうしよう」

▼諏訪魔「魔のトリオも形にならないと、俺もわからないからさ」

▼尾崎「頭悪いからね。なんか形にならないとね」

▼諏訪魔「形になると俺もわかるから」

▼尾崎「Tシャツでも作る?」

▼諏訪魔「Tシャツあれば俺も」

▼尾崎「お金持ってるし」

▼諏訪魔「いや、お願いします」

▼尾崎「専務によろしく」

▼諏訪魔「いやいや、社長」

▼尾崎「なんか形にしようよ」

▼雪妃「せっかくだからね」

▼尾崎「Tシャツがいいや、Tシャツ」

▼諏訪魔「Tシャツやりましょうよ」

▼尾崎「やろうやろう。そうしよう」

▼諏訪魔「お願いします。決まりだ」

▼尾崎「決まりだ」

――諏訪魔選手は鈴木選手とのタッグで最強タッグ出場も決まったが?

▼諏訪魔「鈴木秀樹と俺組むの? マジで?」

▼雪妃「あらあら」

▼尾崎「知らなかったの?」

▼諏訪魔「知らねえよ、そんなの。鈴木秀樹と組むの? 仲悪いよ」

▼尾崎「そうなの?」

▼諏訪魔「仲悪いんですよ」

▼雪妃「なんで? 性格が変だから、鈴木秀樹が」

▼諏訪魔「そういうのもあるかもしれないね」

▼尾崎「仲悪い人のほうがいいかもしれないよ」

▼諏訪魔「そうかな」

▼雪妃「鈴木秀樹って変な人だよね。嫌いなんだ?」

▼諏訪魔「俺もあんま好きじゃないね」

▼雪妃「まあ、組むといいかもしれないね」

▼尾崎「勝手にできるじゃん、嫌いなもの同士だと。たぶん向こうも嫌いでしょ?」

▼諏訪魔「大嫌いだと思うよ」

▼雪妃「お互い立てようとか思わずに、グイグイいったら勝てちゃうかもしれないね」

▼諏訪魔「無理だろうな」

▼尾崎「せっかくやるんだったら、チャンピオンになってほしいな」

▼雪妃「そうだよ」

▼諏訪魔「そうだね」

▼尾崎「相手は放っておけば」

▼諏訪魔「まあ、1人で勝ちますわ」

▼尾崎「そうそう、それがいい。それで十分」

▼諏訪魔「最強タッグは間違いなく、俺1人で優勝」

▼尾崎「カッコいいぜ」

▼雪妃「カッコいい」

▼諏訪魔「それが一番いいね」

▼尾崎「そうするのを見てえな」

▼雪妃「見たい見たい」

▼尾崎「カッコいい」

▼諏訪魔「おお! タイトル総なめで獲るというか」

▼尾崎「いいね」

▼諏訪魔「乗ってきてますわ。ありがとうございます」

※尾崎&雪妃が立ち去り、諏訪魔もコメントスペースを離れようとすると、鈴木が姿を現し、諏訪魔とにらみ合う

▼鈴木「これOKしたのかよ。バカ!」

▼諏訪魔「バカじゃねえよ。お前がバカだろ」

▼鈴木「バカなんだよ、お前」

▼諏訪魔「なんだ、バカ。なんだお前?」

▼鈴木「なにOKしてんだ?」

▼諏訪魔「俺だってしてねえよ」

▼鈴木「バカなんだよ、お前。自覚しろ、バカって」

▼諏訪魔「お前がバカだろ」

▼鈴木「バカだろ、お前」

▼諏訪魔「バカバカ言って、楽しいんだろう、お前」

▼鈴木「バカなんだよ、お前。帰れバカ!」

※鈴木が去っていくと

▼諏訪魔「あんなバカバカ言いやがって」



【試合後の坂口&赤井&岡谷】
▼坂口「なんだろう? よくわからねえ絡み方してきて、リングに上がってもわけわからねえことしてきて、掴みところがねえなって感じだけど、結果は結果。向こうが強くて、俺らが弱かった。まあ、気を取り直してって言いたいことだけど、これで俺らの全日本の6人は終わると思う。機会があったらまたやりに来てやる」

▼岡谷「二冠のまま最後迎えたかったですけど、これが現実なんで。あと、さっき発表に」

▼坂口「そうだな。俺らはさ、諏訪魔、今日の借りをしっかり返してやる。岡谷言ってやれ」

▼岡谷「鈴木秀樹&諏訪魔、ぶっ倒してやるから覚えておけよ」

▼坂口「最強タッグにエントリーされているってことはそういうことだよ。いい仕返しの場所を作ってくれたな。赤井、済まなかったな」

▼赤井「あんだけSNSとかで、赤井沙希、赤井沙希って絡んで来てたくせに、実際対峙すると手を出せないとか、日和ったりとかして、ホントにやりたいことがよくわからなくて。最初から最後まで諏訪魔って人が私には理解できなかったです。最初からそういうモードできてくれたら。自分もそこで時空が歪んだというか、変になっちゃったんですけど。あのキラキラのベルトが無くなっちゃったんですけど、リーグ戦でこの2人が全日本にやり返してくれると思って、それを自分は見てます」

▼坂口「諏訪魔、シャイボーイ。俺ら最強タッグでキッチリ借りを返してやるから。待ってろ」

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