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11/12【全日本】中嶋が17年ぶり最強タッグで初戦白星も「一人で戦う」 諏訪魔と鈴木は早くも仲間割れ

『レック presents #ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023』後楽園ホール(2023年11月12日)
「#ajpw 世界最強タッグ決定リーグ戦 2023」公式戦 ○大森北斗&中嶋勝彦vs鈴木秀樹&諏訪魔×

 中嶋が17年ぶりに最強タッグ出場。三冠ヘビー級王者としての初陣で北斗をパートナーに諏訪魔&鈴木との初戦に勝利したものの、「俺は最初から言ってる。新しい闘魂スタイルの三冠王者として1人で戦う」とのスタンスを強調。諏訪魔&鈴木は開幕戦から仲間割れ状態に陥ってしまった。

 「全日本プロレスを乗っ取りに来た」と宣言し、11・5札幌大会に参戦した中嶋は青柳優馬を破って至宝・三冠ベルトを一発奪取。北斗からのラブコールを断固拒んで最強タッグ単身出場をぶち上げていたが、北斗と組んで2006年以来17年ぶりとなる最強タッグ出場が決まった。

 だが、中嶋の意向を汲んでのものではなかったようで、北斗とのタッチワークはスムーズに機能しない。それでも中嶋は鈴木を相手にグラウンドのせめぎ合いで緊張感を充満させ、フロントハイキックやミドルキックと蹴りをうならせまくった。

 対する諏訪魔&鈴木も開幕前から衝突。双方とも殴ったり、指で触れたりと、まともなタッチが成立しない。鈴木はマットで手をぬぐったりと嫌悪感をむき出しにした。

 そんな中、諏訪魔のイス攻撃が鈴木に誤爆。怒りの鈴木は諏訪魔の攻勢に飛び込むと、ドラゴンスープレックスでぶん投げた。そして最後は北斗がナルシストロックで諏訪魔にギブアップ勝ち。その間、中嶋は場外で鈴木と激しくやり合い、ミドルキック連打を浴びせた。

 中嶋&北斗が初戦白星。タッグの栄冠獲りへ好スタートを切った形となったが、やはり中嶋は不満の様子。決着後、北斗を置いてさっさと花道を下がり、「何も特にないよ。邪魔だ。俺は最初から言ってる。新しい闘魂スタイルの三冠王者として1人で戦う」と改めて強調した。

 一方、諏訪魔と鈴木は早くも空中分解寸前。最初から最後まで「バカ」と罵り合い続けた結果、誤爆が引き金となって敗戦。バックステージで鈴木が「お前、何負けてんだよ」と非難すれば、諏訪魔も「お前のせいだろ。ふざけんなよ、お前」と引かず。両チームともチームワークが機能しない不穏な状況で最強タッグが始まった。

【中嶋の話】「何も特にないよ。邪魔だ。俺は最初から言ってる。(ベルトを叩きながら)新しい闘魂スタイルの三冠王者として1人で戦う」

【北斗の話】「俺は最高に今日ついてるみたいだ。勝つ・負けるとか、試合が成立するとか、そんなレベルの悩みじゃなくて、ちゃんと来てくれるのかなって、そんなレベルだったんだ。今日、あいつがこの開幕戦に、中嶋勝彦が俺とのタッグとして来た時点でだよ、俺は最高についてるんだ。このシリーズは上手くいく気がする」

【試合後の諏訪魔&鈴木】
▼鈴木「負けたヤツは正座しろ。正座しろ、オラ」

▼諏訪魔「なんだ、お前」

▼鈴木「負けたんだろ、お前。なに負けてんだよ」

▼諏訪魔「お前のせいだ。お前のせいだろ。ふざけんなよ、お前」

▼鈴木「バカ」

▼諏訪魔「なんだ、お前。バカはお前だろ!? なんだ、お前。味方にやるか? あんなことやるのか?」

▼鈴木「味方じゃねえだろ」

▼諏訪魔「おお、味方じゃねえよ」

▼鈴木「だから、お前とは仲間割れじゃねえんだよ」

▼諏訪魔「覚えとけよ、お前」

▼鈴木「お前とは仲間割れしてねえんだよ。仲間じゃねえからな」

▼諏訪魔「お前、かますからな。覚えとけよ」

※コメントスペースに光留が現れると

▼光留「バカうるせえなバカ。なんだ、今の試合はよ」

※鈴木と光留は肩を組む

▼諏訪魔「なんだ、お前。コノヤロー」

▼光留「ちゃんとプロレスやれよ、お前」

▼諏訪魔「こっちがやんねえんだろ」

▼光留「やってただろ。鈴木秀樹はちゃんとプロレスやったよ」

▼諏訪魔「やってねえじゃねえか」

▼光留「最強タッグだろ?」

▼諏訪魔「お前うるせえな、コノヤロー」

▼光留「バカ決定戦じゃねえんだよ、お前。お前タッグのベルト持ってんだろ? UNのベルト持ってるチャンピオンだろ」

▼鈴木「やらせろ、やらせろ。そのベルトやらせろ」

▼光留「バカなベルトじゃねえんだよ、あれはよ。天龍プロジェクトのタッグのベルトなんだよ。バカが持つベルトじゃねえんだよ」

▼鈴木「いいんだよ、いいんだよ。やろうやろう」

▼光留「ちゃんとプロレスやれよ」

▼諏訪魔「狙ってくるんだな、お前」

▼光留「何も言ってねえよよ、バカ」

▼諏訪魔「バカ同士」

▼光留「バカって言うヤツがバカなんだ」

▼諏訪魔「バカなコンビだ」

▼光留「なにがバカコンビだ。じゃあ、一番バカなのを誰か決めてやるよ」

▼鈴木「多数決、多数決。(諏訪魔を指差して)バカだと思う人」

※鈴木と光留が手を上げる

▼諏訪魔「覚えとけよ」

▼鈴木「もう1回多数決やるか」

※鈴木と光留はもう1回手を上げる

▼光留「19日の天龍プロジェクトにバカなベルト持ってこい。どっちがバカが決めてやる」

▼鈴木「タイトルマッチだね」

▼光留「タイトルマッチだ、コノヤロー」

▼諏訪魔「わけわかんねえよ。(2人が立ち去ろうとすると)やってやる。バカが。バカなんだよ」

▼鈴木「バカなんだよ」

▼諏訪魔「バカが2人増えてるんじゃねえか」

▼鈴木「バカ」

▼光留「アホ」

※2人が去っていくと

▼諏訪魔「何発バカって言うんだよ、てめぇコノヤロー。鈴木のせいで負けたんだよ。幸先悪すぎるよな。このタッグは最後まで行けないよ。こんなの解消したほうがいいよ、本当に。話になんねえよ。客もあきれてんじゃねえのか。やってらんない。考えるよ、あいつとのタッグは。とにかくUNをやるどうのこうの言ってきたんだ、あいつら。ケンカ売ってきてんだよ。あのバカ2人をぶちのめしてやる」

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