9/9【全日本】野村&青柳が大森取締役にアジアタッグ挑戦を直訴
野村直矢&青柳優馬が9日、横浜ラジアントホール大会の試合前、会見中の大森隆男取締役にアジアタッグ王座挑戦を直訴した。
アジアタッグは8・27両国大会で青木篤志&佐藤光留を破ったTAKAみちのく&ブラック・タイガーVIIが第102代王者組に君臨。現時点で挑戦者が現れていなかったが、ブラックVIIはNEXTREAMを挑戦者候補に提示していた。
そこでこの日、青柳が大森取締役の前に現れ、「アジアタッグのベルトが今、外に流出してるんですよ。ぜひとも僕に挑戦させて下さい」と訴えた。大森取締役からパートナー不在を指摘されると、同じNEXTREAMの野村が「青柳! お前がいくなら俺もいくよ」と名乗り。「大森さん、青柳と一緒にアジアのベルト挑戦させてください」とアピールした。
二人の直訴に大森取締役は「あとはPWF本部の決定を待って」との見解を示した。一方で「確かに野村と青柳は全日本プロレスの未来を感じるタッグチームだし、俺個人としては認めてあげたい気持ちは十分あります」との考えを口にしていた。
【会見の模様】
※大森取締役の定例会見中に青柳がやってきて
▼青柳「大森さん、ちょっと待って下さい。大森さん!
▼大森取締役「今、俺が王道トーナメントの展望を…」
▼青柳「王道トーナメントも大事ですけど、アジアタッグのベルトが今、外に流出してるんですよ。ぜひとも僕に挑戦させて下さい。聞くところによると大森さん、ブラック・タイガーVII選手とつながってるらしいじゃないですか?」
▼大森取締役「つながってないよ! 向こうが何だかんだ言ってくるだけで」
▼青柳「つながってると聞いたんで、僕に挑戦させてください」
▼大森取締役「自分が物言いたい時に指差して。一応、仮にも上司なんだからさ」
▼青柳「(無視して)挑戦させて下さい」
▼大森取締役「ブラック・タイガーVIIとつながってないよ。向こうが何だかんだメールで言ってくるだけで。だいたいそもそもアジアタッグに挑戦したいって言ったってひとりじゃできないんだよ。パートナーがいなきゃ。どうすんだよ?」
▼青柳「いますよ。大丈夫です」
▼大森取締役「誰だよ? パートナーいるのか?
▼野村「青柳! お前がいくなら俺もいくよ。大森さん、青柳と一緒にアジアのベルト挑戦させてください」
▼青柳「パートナーきましたよ。いきますよ。いかせてください」
▼大森取締役「あとはPWF本部の決定を待って。チームとしては確かに野村と青柳は全日本プロレスの未来を感じるタッグチームだし、俺個人としては認めてあげたい気持ちは十分あります」
▼青柳「いい返事を待ってます」
▼大森取締役「僕の中ではこの二人だったら十分資格はあると思っています」
▼野村「ありがとうございます」
▼青柳「ありがとうございます」
――アジアタッグに挑戦したいと思った理由は
▼青柳「だって向こうが青柳だったらいいよみたいなこと言ってたんだから、挑戦させろよって話じゃないですか。いいじゃないですか。させてくださいよ」
▼野村「僕は両国で世界タッグ挑戦して敗れて世界タッグ取れなかったけど、青柳がこうやってアジアタッグを狙いたいということで、僕と青柳は結構、長い時間組んでたんで、これはチャンスじゃないかと。このチャンスをつかんでいきたいですね」