1/22【全日本】本田&安齊が斉藤ブラザーズを襲撃「DOOMされるのではなくピリオドを打つ」 世界タッグ会見
1・27八王子大会の世界タッグ選手権試合へ向けた会見が22日、東京・湯島の全日本事務所で行われ、“New Period"本田竜輝&安齊勇馬が王者・斉藤ブラザーズを襲撃し、「27日はDOOMされるのではなく、二人にピリオドを打ちたい」とベルト獲りを予告した。
1・14後楽園大会でジュン&レイは最強タッグ覇者・中嶋勝彦&大森北斗とのタッグ頂上対決を制し、世界タッグ王座3度目の防衛に成功。試合後、本田&安齊が挑戦を表明し、斉藤ブラザーズにとって雪辱戦となるV4戦が決まった。
斉藤ブラザーズは前日のGLEAT大阪大会で河上隆一&大門寺崇を退け、G-INFINITY王座10度目の防衛に成功。今朝、大阪を発ち、その足で会見に臨んだ。レイは睡眠不足を強調すると、ブラックコーヒーを飲み始め、ジュンもその場でスイーツを食べ始めた。余裕たっぷりの二人は「タッグとしてだいぶ完成度も実力もつけてきた俺たちに、今さらこの二人が勝てるわけねえだろ」(レイ)、「最強タッグの時は半分ぐらいの力しか出してなかったから。次は100%でやるから何も心配ない」(ジュン)と口をそろえてV4を確信している。
対するNew Periodはタッグ結成以来、初の世界タッグ挑戦。最強タッグで斉藤ブラザーズに勝利しているとあって、本田は「この二人に今、全日本で勝てるのは俺たちNew Periodの二人」と豪語し、「当日はお前ら二人が俺たちに挑んで来いよっていう感じかな」と言い放った。安齊は「斉藤ブラザーズというのは正直かなり人気もあり、強さもありと注目されていますが、僕たちNew Periodの方が強くてカッコいいというところを27日、見せつけられたら」と描き、「27日はDOOMされるのではなく、二人にピリオドを打ちたい」と予告してみせた。
そして会見後、New Periodが仕掛けた。ベルトを掲げながら挑発してきた斉藤ブラザーズが背中を見せると、本田がイスを投げつけた。そして二人がかりでジュンとレイに襲いかかって暴行。大の字となった二人の前でベルトを掲げて「1月27日、楽しみだな、おい! 俺たちNew Periodが世界タッグのベルトをお前らから必ず獲ってやるからな」(本田)と通告した。
【会見の模様】
▼安齊「まずは僕たちの急な挑戦表明に対し、このように27日、すぐにタイトルマッチ組んでいただいた会社にお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。僕たちは最強タッグリーグ戦で斉藤ブラザーズに最終戦勝ってますので、挑戦する権利はあるのかなと考えております。最近ですと、全日本において斉藤ブラザーズというのは正直かなり人気もあり、強さもありと、注目されていますが、僕たちNew Periodの方が強くてカッコいいというところを27日、見せつけられたらいいなと思います。27日はDOOMされるのではなく、二人にピリオドを打ちたいと思っております」
▼本田「1月27日、世界タッグが決定したということで、今、安齊が言った通り、俺たちは最強タッグリーグの最終戦、こいつら二人から勝ってるんでね。確かにこの二人はでかくて強いかもしれない。けど、この二人に今、全日本で勝てるのは俺たちNew Periodの二人なんじゃねえかなと思ってる。1月27日は俺たちが世界タッグのベルトを獲って新チャンピオンになってやりますよ」
▼ジュン「斉藤ブラザーズ兄の斉藤ジュンだ。さっそくNew Periodが挑戦表明してきて、さっそく今回の4度目の防衛戦が決まったわけだが、本田竜輝、お前なんで俺と同じあずき色の服を着てるんだ? ナメてんのか? このヤロー。隣に座っているのもカスタードを3キロ飲める安齊勇馬? カスタードねえ。せいぜい俺たちを楽しませることだな。DOOM」
▼レイ「ちょっと待ってくれ。眠くてな、昨日、大阪でGLEATで試合だったんだけど、今朝帰ってきたからな」
▼ジュン「ついさっきだ」
▼レイ「眠くてな(とブラックコーヒーを飲み始める)」
▼ジュン「俺も甘いもの食べたくなってきた(とスイーツを食べ始める)」
▼レイ「カフェインと糖分摂んねえとな。昨日、大阪で俺たちのもう一つのベルト、G-INFINITY10回目の防衛をして、今V10だな。去年の最強タッグで確かにこの二人には煮え湯を飲まされたかもしれねえけれども、その最強タッグを優勝した中嶋と大森北斗組だな。その二人を俺たちは14日にぶっ倒してる。G-INFINITYも今V10。タッグとしてだいぶ完成度も実力もつけてきた俺たちに、今さらこの二人が勝てるわけねえだろ。だいたいなんだ。このパチモンみてえなヤツと優等生ボーイみてえな真面目なことしか言わねえヤツが。つまんねえな。まぁ、ぶっ倒してやる。楽しみにしてろ」
――最強タッグで斉藤ブラザーズに勝利したことでベルト獲りへの手応え、自信になった?
▼本田「今回、最強タッグリーグで俺たちはこいつら二人から勝ってるし、今回はこの世界タッグ、俺たちから申し出て組んでもらったかもしれないけど、試合当日はお前ら二人が俺たちに挑んで来いよっていう感じかな」
▼安齊「最終戦で勝ってますし、自信がなかったら挑戦表明なんかしてないので。そこらへんは本田と同じ気持ちですかね」
――王者組の会見中の振る舞いについてはどう思う?
▼本田「この振る舞いはどうしようもないね、このチャンピオン。今すぐ俺たちがベルトを獲って、こういうものをなくしたいよね」
▼安齊「忙しいアピール、疲れてるアピール、寝てないアピール。テスト前の中学生みたいなことおっしゃってますけど、プロとして体調を整えるのは当たり前のことだと思うので。27日、八王子までにはベストなコンディションにしてもらって、それを僕たちが上から叩き潰してチャンピオンになりたいと思ってます。それと斉藤ジュンが最近、甘いものが好きだ、あんこが好きだと言ってますけど、スイーツ好き、僕と被ってるところもあるので、そこもどっちが上なのか八王子で見せつけたいと思います」
――斉藤ブラザーズにとっては雪辱戦となるが、前回の敗戦を引きずってはいない?
▼レイ「特にねえな。あれは俺たちが前も言ったけど、甘かったっていうか、ちょっと油断しただけだからな」
▼ジュン「3度目の防衛戦の時もそうだな。最強タッグの時は半分ぐらいの力しか出してなかったから。次は100%でやるから何も心配ない」
▼レイ「別に何もねえんじゃねえか。普通にぶっ倒して終わりだろう」
――先ほど本田選手の服の色がかぶっていると指摘していたが、やはりあんこ好きだからこの色を着ている?
▼ジュン「小豆が好きだからこの服を着てる。なんで本田竜輝は同じの着てるんだよ?」
▼レイ「それ(本田のジャケット)、小豆色か? 違くねえか?」
▼ジュン「小豆色だろ」
▼レイ「そうか」
※写真撮影後、ジュンとレイが世界タッグのベルトを掲げながら本田&安齊に迫る
▼ジュン「余裕だな」
▼本田「早く帰れ」
※ジュンとレイが背中を見せると、本田がイスを投げつけて安齊とともに襲いかかって殴りまくる
▼本田「おい、斉藤レイ、斉藤ジュン。1月27日、楽しみだな、おい! 俺たちNew Periodが世界タッグのベルトをお前らから必ず獲ってやるからな」
※倒れたジュン&レイの前で本田と安齊が世界タッグのベルトを掲げて勝ち誇る。二人にベルトを返すと退席
▼ジュン「New Period、せいぜい余裕かましてろ。当日ボコボコにしてやる」