3/21【NOAH】レフェリーストップ…HAYATAろっ骨再負傷で窮地逆戻り 鼓太郎&小峠が集中砲火
『NOAH the SPIRIT 2020』群馬・YAMADAグリーンドーム前橋 サブイベントエリア(2020年3月21日)
○鈴木鼓太郎&小川良成&小峠篤司vs原田大輔&YO-HEY&HAYATA×
3・29後楽園大会のGHCジュニアタッグ王座戦に向けた前哨戦で、王者の鼓太郎&小峠組が挑戦者・HAYATAの傷癒えぬ左ボディに集中砲火。レフェリーストップ勝ちをおさめ、再びHAYATAを窮地に追い込んだ。
左脇腹のろっ骨を負傷し、2月ツアーで一時欠場していたHAYATA。新型コロナウイルスの影響による約1ヶ月の興行中断でどれだけ回復したか…が焦点のひとつだった。
だが、患部はテーピングでガチガチに固められたまま。当然、小川&鼓太郎&小峠のSTINGER勢が集中砲火を浴びせ、HAYATAがマットを這う展開が続く。HAYATAも終盤に入ってYO-HEYとの合体攻撃やスイングDDTで鼓太郎を追い込んだものの、ムーンサルトプレスを剣山で撃墜されて“自爆"の大ダメージを負った。
続けざまに鼓太郎と小峠がアバラ骨めがけて非情の猛攻。小峠がボディへのドロップキックやダイビングボディプレスを投下すれば、鼓太郎は立ち上がれないHAYATAを引きずり起こして、ことごとく強烈なボディエルボーを連発。カウンターでの強烈な一撃が入ったところでHAYATAはうずくまったまま動けず、危険と判断した中山真一レフェリーが試合を止めた。
1ヶ月間の“回復分"をチャラにする非情猛攻を加え、再びHAYATAを窮地に逆戻りさせた鼓太郎と小峠は、バックステージでも「アカンやん! 全然治ってへんやん!」(小峠)、「お前もイジメ過ぎだよ」(鼓太郎)と高笑い。戦前のインタビューでは「RATEL'Sファンを泣かすのが裏テーマ」と語っていた鼓太郎は「今日はRATEL'Sのファンがあんまりいなかったみたいだけど、後楽園じゃ泣くだろ。こんだけイジメれば。まだ序の口だよ。富士と横浜ラジアントもあるだろ。また欠場しちゃうんじゃないの?(笑) このままじゃ」とニヤつき、小峠も「あいつらがタイトルマッチやめときたい…って言うんやったら、それはそれでエエっすよ。逆にHAYATAくんのことが凄く心配です!」と“再欠場"を勧告した。
【試合後の鼓太郎&小峠】
▼小峠「アカンやん! 全然治ってへんやん!」
▼鼓太郎「あれから3週間以上経ってるでしょ? でも、これでもう“戻った"でしょ? 3週間前に」
▼小峠「戻す気も無かったけど、全然やん! 全然アカンやん!」
▼鼓太郎「お前もイジメ過ぎだよ」
▼小峠「いやいや(笑) これも先輩からの愛のムチやぞ!(笑)」
▼鼓太郎「でも、あんまり今日は(RATEL'Sファンが)キャーキャー言ってなかったな。じゃあ後楽園は大合唱させるか」
――RATEL'Sファンを泣かすのが裏テーマだと言っていたが…
▼鼓太郎「今日はRATEL'Sのファンがあんまりいなかったみたいだけど、後楽園じゃ泣くだろ。こんだけイジメれば。まだ序の口だよ。富士と横浜ラジアントもあるだろ。また欠場しちゃうんじゃないの?(笑) このままじゃ」
▼小峠「俺と鼓太郎さんは一回承諾したから受けてやるけど、あいつらがタイトルマッチやめときたい…って言うんやったら、それはそれでエエっすよ。逆にHAYATAくんのことが凄く心配です!(笑)」
▼鼓太郎「あと2試合でまた欠場…ってなっちゃったら、できないでしょう。まぁ選手権試合は決まっちゃってるからね。HAYATAが欠場したなら、別のヤツが出てきてもいいんじゃないの? (4大GHC戦のみの)後楽園を3試合にするわけにもいかないし。あとは向こうに聞いたほうがいいんじゃない? 同じや!とか言えるから(笑)」
▼小峠「結果“同じ"ですけどね」
▼鼓太郎「そうだな。3週間前と……同じや!!(笑)」
【試合後の原田&YO-HEY】
――HAYATAの状態が気がかりだが?
▼原田「大丈夫や! まだ時間ある! HAYATA、あいつは絶対治す。俺は小川や!! 小川良成!!! 逃さんぞ! このままじゃ終わらへんからな!! クソ!!!」
▼YO-HEY「怪我してしまった嫁(HAYATA)が悪いって言われればそれまでかもしれんけど…。あのSTINGERの二人、鈴木コタコと小峠アツエ。俺の大事な大事な嫁さんをボコボコにされたままじゃ、夫のオイラは気がすまんから。まだまだ29日のタイトルマッチまで、もうちょい時間あるからな。…倍返しや! (※HAYATAのコメントを代弁するように)同じや!」