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3/20【NOAH】1ヶ月ぶり復帰・中嶋が凱旋・潮崎をいきなり粉砕 「お前は眼中にねえ、見てるのはGHCだ」

『JUST FINE! 2022』熊本市流通情報会館(2022年3月20日)
○中嶋勝彦&拳王&征矢学vs望月成晃&稲葉大樹&潮崎豪×

 鼓膜の損傷で欠場していた中嶋が、約1ヶ月ぶりの復帰戦で熊本凱旋となった潮崎を粉砕。潮崎とは3・23後楽園大会で一騎打ちが決まっているが、「お前は眼中にない。俺が見てるのはGHCだ」と藤田和之からの“雪辱奪還"を見据えた。

 2月の名古屋大会で藤田に敗れてGHCの頂から陥落。同時に鼓膜を損傷し、戦線離脱を余儀なくされた。

 迎えた復帰戦の舞台は熊本メイン。約2年半ぶりの地元凱旋となった潮崎と6人タッグマッチで激突した。とのっけから先発して左ミドルキックと逆水平を打ち合い、中盤過ぎにも同様の打撃戦を徹底的に展開。札止めの場内も声援禁止ながら手拍子や拍手で熱く染まった。

 終盤には復調ムードの潮崎が一気呵成。猛烈な打撃戦を左ラリアットで制すや、腕へのフロントハイキックを受けても後退はせず。逆に強烈な豪腕ラリアットで一気に中嶋をなぎ倒すと、ゴーフラッシャーで叩きつけ、仕上げの豪腕ラリアットで熊本凱旋を飾りにかかった。

 だが、中嶋はカウンターの右ハイキックをズバリ。逆にまともに食らって倒れ込んだ潮崎を引きずり起こすと、溜めの利いたヴァーティカル・スパイクで頭部から垂直にマットへと突き刺し、完璧な3カウントが数えられた。

 復帰戦でいきなり潮崎を粉砕。3・23後楽園大会では一騎打ちが決まっているものの、マイクを握ると「潮崎豪、俺が休んでいた間に征矢を倒したぐらいで、なんだ? 俺とシングルだと? ふざけるな」と実力差を改めて強調すると「いいか? 潮崎。俺はお前に興味なんかねえんだよ、眼中にねえ。俺が見てるのはな…GHCだ」と言い切った。

 バックステージでも「あの悔しさは忘れないよ。俺がもう一度、巻いてみせる」。野獣に沈められた名古屋から1ヶ月。復帰と同時に、中嶋が雪辱&奪還へと動きはじめた。

【中嶋の話】「リング上で言った通り。征矢に勝ったぐらいで、俺とシングル? ナメてんな。俺は潮崎豪なんて全然興味もないし、眼中にないよ。GHCしか見ていない。あの悔しさは忘れないよ。俺がもう一度、巻いてみせる」

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