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1/22【NOAH】ノア初参戦・ジャングル叫女が日本復帰戦で快勝 GHC女子王座創設を提案?

『GREAT MUTA FINAL “BYE-BYE"』横浜アリーナ(2022年1月22日)
○ジャングル叫女&安納サオリvs雪妃真矢&夏すみれ×

 NOAH初参戦となった元スターダムのジャングル叫女が“日本復帰戦"で快勝。女子勢がグレート・ムタのラスト興行に華を添えた。

 2021年9月にスターダムを退団し、アメリカに主戦場を移していた叫女。約2年4ヶ月ぶりとなった日本復帰戦は、アメリカで産まれたグレート・ムタ最後の日が舞台となった。

 ともにNOAH初参戦となる安納とタッグを組んで雪妃&夏組と対決。序盤から捕まったものの、安納が雪妃相手に右ハイキックとジャーマンを真っ向から打ち合って巻き返すと、叫女も相手方をまとめてブレーンバスターで投げ飛ばすなどして躍動。終盤には夏がシャイニング・ウィザードを繰り出したものの、最後は叫女が強烈なラリアットからのジャングルバスターで“日本復帰戦"を勝利で飾った。

 最後はノーサイドで4人で手を掲げ、“ムタ・ラスト"に華を添えた女子勢。叫女は「長らく時間がかかってしまいました。約2年4ヵ月ぶりに日本で復帰することができました。こんなに大舞台で自分の日本復帰戦を組んでいただけるということは光栄です。そこで勝利を上げることができてこんなに幸せなことはない」と感慨深げ。パートナーの安納のみならず、対戦相手にも感謝した。

 雪妃も夏もコメントに加わり、叫女の日本復帰を祝福。叫女は先輩のKAIRIがIWGP女子王座を巻いたことに刺激を受けたようで、「ノアさんと言えばGHCだと思うんですよね。GHC女子があってもいいんじゃないですかと私は思いました。本当にそのベルトができるのであれば、私はいの一番に立候補したい」とGHC女子王座創設を提案していた。

【試合後の安納&叫女、雪妃&夏】

※安納&叫女が先にコメント

▼叫女「ただいま」

▼安納「お帰り」

▼叫女「長らく時間がかかってしまいました。約2年4ヵ月ぶりに日本で復帰することができました。こんなに大舞台で自分の日本復帰戦を組んでいただけるということは光栄です。そこで勝利も上げることができて、本当にこんなに幸せなことはないし、隣にいてくれたサオリ、そして対戦相手の夏さん、雪妃さん、本当にまずは感謝したいと思います。本当にありがとうございます」

▼安納「にらんでるよ。来い来い」

※雪妃と夏も参加すると

▼夏「しみったれたコメント出してんじゃねえ」

▼安納「怖い怖い」

▼叫女「もうちょっと待って。まだ言いたいことあるから。2年4ヵ月ぶりだから、もうちょっと待ってよ」

▼雪妃「やかましいわ」

▼夏「なんだと思ってんだよ。プロレスリング・ノア初の女子だぞ!? しみったれたことばっか言ってんじゃねえよ。とりあえずでもお帰り!」

▼叫女「ただいま!」

▼夏「待ってたよ。2年4ヵ月。じゃあ、引き続き、思いの丈をどうぞ」

▼叫女「私はアメリカでも試合をしてたんですけど、自分が日本を留守にしている間、女子プロレス界で結構いろんな動きがありました。直接見たわけじゃないんですけど、私が尊敬するKAIRIさんがIWGP女子のベルトを巻いたっていうことはアメリカで耳に入ってきまして。ここはどこのリングですか? プロレスリング・ノアのリングですよ。ノアさんと言えばGHCだと思うんですよね。GHC女子があってもいいんじゃないですかと私は思いました。どうですかね? 本当にそのベルトができるのであれば、私はいの一番に立候補したいし、その時には対角にまたいるのかなと思うし。GHC、グローバル・オナード・クラウン。グローバル……ワールドワイドな私にピッタリだと思うんで。まずは初代を巻きたいな、なんてそんなことを思ってますけど。どうですか?」

▼安納「もう喋って満足? 結構我慢したけど」

▼叫女「逆にもうちょっとレスポンスがほしいなと思ったんだけど」

▼夏「海外見てもそうだし、日本国内見てもそうですけど、結局今の時代の流れは、やっぱり女の力だと思うんですよね。ノアさんもやっと今日それに気づいてくれたということでね。さっき言った通り、女子の王座、ベルト戦、ノアさんであってもいいと思うし。結局ね、今はこうやって女子プロレスがちょっと再燃してきましたけど、女子プロレスはスターダムだけじゃないんですよ。うちらみたいな女ひとりで戦っている、そういう選手もいっぱいいるんで。こうやってノアさんがそこに目をつけてくれたことは凄い嬉しいことだし、そういう流れがどんどんこれから国内に広がっていくきっかけの日になったんじゃないかなと思います」

▼叫女「十分メッチャ熱くなっている」

▼夏「熱くもなるよ!」

▼雪妃「今日参戦させてもらった4人ともフリーランス。1人1人で自立して頑張っている系女子なんですけど、日本の女子プロレスラーは何百にいると思ってんだと。そのうちの4人が今日上がらせてもらっただけで。ノアさんという団体に初めて女子として上がらせてもらって。たぶん女子を見たことないお客様もこれをきっかけに。『ついでに女子も見るか』という気分だったかもしれないしね。普段から女子プロレスを見てる方だったかもしれないけど、こうやって女子を見てもらうきっかけができたのは凄い嬉しいし。頑張っていこうぜと思っております」

▼夏「頑張っていきましょうよ。ねえ、あなた?」

▼安納「私はですね、今日夢が叶いました。今日は私のプロレスラー人生の夢だった、何千人の前に立つという夢が達成できたんですけど、やっぱ1回立つともっともっととなっちゃいましたね」

▼夏「欲しがるねえ」

▼安納「欲しがるんですよ、私。もっともっと出たいし、もっともっと何千人、何万人の人の前に立ちたいなと思いますので。その時はまた立ちます。また皆さんと上がれるかわからないけど」

▼夏「うちらで盛り上げていきましょうよ」

▼雪妃「オファー待ってます、ノアさん」

――今日解説席にヨネ選手がいて、最後フィニッシュでジャングルバスターを見せていたが?

▼叫女「見ていただけてましたか? 私、ヨネさんとは実は自分がキン肉バスターを出す前からお知り合いでして。そこからヒントを得たわけじゃないんですけど、やっぱり同じキン肉バスター使いとして、変化を出したいというか。女子ならではというか、特にヨネさんは後ろに倒す形式を使ったいるんですけど、本家はシットダウン。下にだと思うので。女子のしなやかさとかあれば。わりと危険な技じゃないかって言われるんですけど、私は正調なキン肉バスターの使い手として、そこは世界で誇れる自分の技だと思っているんで、これからも使い続けていきたいと思ってます」

▼夏「ノアさん、寂しくなったらまた呼んでください」

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