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3/27【NOAH】脳震とうの疑い…清宮ピンフォール負けに八戸騒然

『SUNNY VOYAGE 2023』青森・八戸ユートリー(2023年3月27日)
○イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&小川良成vsHAYATA&清宮海斗×

 清宮が脳震とうの疑いでワグナーJr.にピンフォール負け。試合後しばらく動けず、ノア八戸大会が一時騒然となった。

 清宮はこの日、第5試合のタッグマッチに出場。開始直後は再び関係に亀裂の入ったHAYATAと小川が喧嘩腰の乱闘を繰り広げたものの、その後は清宮がGHCナショナル王者のワグナーJr.とじっくりやり合った。

 だが、充実のワグナーJr.が読み合いでことごとく競り勝って攻勢。清宮も反撃のブーメランフォアアームを狙ったものの、ワグナーJr.も阻止して逆にコーナーを使って清宮を肩車し、そのまま旋回式のパワーボムで叩きつける。かろうじて清宮も肩を上げたものの、続けざまにワグナードライバー(みちのくドライバー2)で突き刺し、カットプレーもないまま3カウントが数えられた。

 清宮は大の字のまま動けず。長濱健人トレーナーが慌てて駆けつけ、首を固定しながら意識を確認した。異変を察した相手方の小川&ワグナーJr.も心配そうにのぞき込み、観衆からも「清宮!」の声が次々に飛ぶなど、八戸大会は騒然とした空気に包まれた。

 幸い呼びかけに応じた清宮は、ゆっくりとリング下に下ろされると、両肩を担がれながらも自力歩行で退場。場内も心配と安どの拍手に包まれた。大事には至らなかった模様で「脳震とうの疑い」だという。

 清宮は3・19横浜武道館大会でジェイク・リーに敗れてGHCヘビー級王座から陥落。再起の東北ツアー4連戦に臨んでいたが、その最後で思わぬアクシデントに見舞われた。

【ワグナーJr.の話】「キヨミヤ、今日は申し訳なかった。大丈夫だと良いんだけど。また次の試合で会おう。今はとにかくこのベルトに集中してるんだ。モリス、次に会うのは4月16日だ。俺がメキシコ、そして日本のチャンピオンだ」

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