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3/27【NOAH】ジェイク決勝打で東北ツアー締め GLGがキャプテンフォール戦で金剛に反撃

『SUNNY VOYAGE 2023』青森・八戸ユートリー(2023年3月27日)
キャプテンフォールマッチ ○ジェイク・リー&ジャック・モリス&アンソニー・グリーン&YO-HEY&タダスケvs拳王&中嶋勝彦&征矢学&大原はじめ&Hi69×

 5対5キャプテンフォール形式で行われた“イケメン集団・GLGvs反骨集団・金剛"の全面戦争第2弾は、GHCヘビー級王者のジェイクが金剛キャプテンのHi69を粉砕してGLGに軍配。NOAH東北ツアー4連戦を悠然と締めくくり、中嶋とのGHC防衛戦へ弾みをつけた。

 4・16仙台大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)ジェイクvs中嶋(挑戦者)」前哨戦スタートと同時に、“GLGvs金剛"のユニット対決も東北ツアーを通じて本格着火。3・25盛岡大会では60分3本勝負で激突し、勝った金剛の拳王が「次はキャプテンフォールマッチだ」と要求して“全面戦争・第2弾"へ至った。

 東北ツアー最終日となる八戸大会メインイベントで激突。金剛側のキャプテンは東北(岩手)出身でツアー好調のHi69が務め、当日発表となったGLG側キャプテンは盛岡で屈辱の“ブサイク刑"に処されたタダスケが務めた。

 序盤から勢いに勝る金剛が“裏切り者"でもあるキャプテン・タダスケに殺到したものの、タダスケも意地でも3カウントは許さず。仙台GHC戦に向けた3度目の前哨戦となったジェイクと中嶋も激しく衝突したが、終盤にかけて再びタダスケを押し込んだGLGサイドが好機をつかんだ。

 だが、タダスケもHi69必殺のストゥーカ・スプラッシュを剣山で撃墜。すかさず代わったジェイクが猛烈なジャイアントキリングでHi69のボディに追い打ちをかける。カットに入った中嶋を豪快に場外に排除すると、返す刀でHi69の顔面を猛烈な串刺しフロントハイキックでえぐって“キャプテンフォール"となる3カウントを奪った。

 ジェイク貫禄の決勝打で“全面戦争・第2弾"はGLGに軍配。“サイズの違い"を示すかのようにベルトを高々と掲げながら中嶋と悠然とにらみ合ったジェイクは「拳王、お前が提唱したルールで、このよく分かんないヤツらが勝っちまったぞ。確かに統一性もクソもない。一つあるとしたら、Good Looking Guysってことだよ。金剛がいなかったとしても、俺らGood Looking Guysがもっともっと盛り上げてやるよ。なぜなら今は…俺が舵を取ってるからだ」とマイクで締めくくってみせた。

 同時に東北ツアー4連戦を『GLG』で締めくくってみせたジェイク。モリスのGHCナショナル王座挑戦、YO-HEY&タダスケのGHCジュニアタッグ王座挑戦も決定済みで、東北ビッグマッチとなる4・16仙台決戦へ“東北締め"で弾みをつけた格好となった。

【試合後のジェイク&YO-HEY&タダスケ】
▼ジェイク「みんな、よく4連戦、戦い抜いてきた。そして最高の形で終わらせたよ。リーダー、サンキュー(とタダスケとグータッチ) タッグも決まってるんだって?」

▼YO-HEY「イエス」

▼ジェイク「それだったら、なにか言いたいことがあるんじゃないのか? 二人は」

▼YO-HEY「そうだ。決まったわけや。なあ、仙台か。小川良成とEita。昨日も言ったけど、あいつらのあのドロドロした昼ドラみたいなあの展開はな、もうコリゴリや。俺とタダスケがGLGに入った意味っていうのをな、昨日も言ったけどベルトを持って証明してやるから」

▼タダスケ「そういうことや。ベルト巻いてやな、さらに、さらに、さらにカッコよくなって、超グッド・ルッキング・ガイになったるさかいな」

▼ジェイク「その言葉が聞きたかったよ、俺は。なんのためにやってるのか、なんのためにこのリングに上がってるのか。それをしっかりと明確化する。そのうえで俺たちはもっともっと上を目指す。改めて言うぞ。金剛、いや拳王か。あなたが提唱したルール、いかがでしたでしょうか? こんなよくわからない連中に今日負けたんだぜ。けど、あんたとやるのは面白い。いや、あんたとやるのもだ。それ以上に俺はタイトルマッチを控えている。4・16、4・16。昨日も言ったけど、一度だって、一瞬だって忘れたことはない」

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