【NOAH】清宮が武藤戦での“アプデ"成功を強調 「N-1独走V&GHC返り咲き」に照準 2020/8/11 18:11
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前夜(10日)の横浜文体大会で念願の武藤敬司戦を実現させた清宮海斗が11日、都内ノア事務所で一夜明け会見。武藤戦を通じて「アップデートができた」と収穫を強調し、次なる照準を「N-1ぶっちぎり優勝」とGHCヘビー級王座返り咲きに合わせた。 念願だった前夜の武藤とのシングルマッチ。序盤からドラゴンスクリューをことごとく切り返し、百戦錬磨の武藤相手に主導権を握る試合を展開してみせた。敗れはしたものの、27分を超える熱闘で“天才"と渡り合ってみせた清宮は「武藤戦まで自分が思い描いていた一本の道を創って、歩んでいくことができた。昨日の武藤さんとの闘いでは、武藤さんの雰囲気や、技術に関しても自分の体内に叩き込んで、自分の身体に流れるプロレスの血というか、スタイルというものをアップデートできた」と大きな“収穫"を口にした。 その“アプデ"の成果をぶつける先は9月開幕の年間最大リーグ戦『N-1 VICRTORY』だ。清宮は「俺はやっぱりGHCヘビーのベルトを獲り返さないといけないと思っているので、もう一度そこに照準を合わせていきたい。昨日体験したこと、今すぐにでも試したいと思っているので、N-1をぶっちぎりで優勝して、GHCのベルトに行きたいと思ってます」と見据えた。 N-1では現GHCヘビー級王者の潮崎豪と同じAブロック。桜庭和志や望月成晃、征矢学とも同ブロックとなる。「今までのノアには無い選手もいる面白いグループだなと思ってますね。だからこそ、そういうグループで輝けるのが俺だと思ってるんで。いつもと違う変化のある闘い。そういう中でも、昨日の試合で吸収したものをどんどん出していきたい」と話した。 GHC王者だった昨年はあえて不出場の道を選んだだけに、N-1は初出場となる。「初出場で初優勝。それでいいんじゃないですか?」。“アプデ"成功で得た自信とともに、スーパーノヴァが秋の捲土重来へと向かう。 【会見の模様】 ――横浜文体での武藤敬司戦から一夜明けて? ▼清宮「勝負の世界なので、とても悔しい思いはありますが、昨日の試合、そこに向けた前哨戦。そこに臨むまでの闘いにおいて、自分が思い描いていた一本の道を創って、歩んでいくことができた。昨日の武藤さんとの闘いでは、武藤さんの雰囲気や、技術に関しても自分の体内に叩き込んで、自分の身体に流れるプロレスの血というか、スタイルというものをアップデートできたと思います。俺はやっぱりGHCヘビーのベルトを獲り返さないといけないと思っているので、もう一度そこに照準を合わせていきたい。昨日発表されたN-1 VICTORYもあります。俺はここで今のスタイル、昨日体験したこと、今すぐにでも試したいと思っているので、N-1をぶっちぎりで優勝して、GHCのベルトに行きたいと思ってます」 ――武藤との闘いは区切り? まだ背中を追い続ける? ▼清宮「昨日、闘いのなかで僕が踏み込めた領域っていうのを糧に、自分自身の領域を広げていかないといけないと思ってるんですよ。その領域が広がったな…って確信できた時、もう一度巡り会える機会はあると思います」 ――武藤からは『アベレージでそつなくこなせるが、突出した何かが無いと厳しいのでは』とのアドバイスもあったが? ▼清宮「武藤さんが対戦相手に興味があるんだ…っていう、そこにまず一つ驚きました。でも、武藤敬司の感性って部分。俺は他人が感じたものを取り入れていきたいなとも思ってるので、そのアドバイスっていうのはとても重要になってくると思いますね」 ――N-1では現GHC王者の潮崎や桜庭と同ブロックになったが? ▼清宮「今までのノアには無い選手もいる面白いグループだなと思ってますね。だからこそ、そういうグループで輝けるのが俺だと思ってるんで。いつもと違う変化のある闘い。そういう中でも、昨日の試合で吸収したものをどんどん出していきたいと思います。それが技なのか、別のものなのかは、N-1での試合を見てください」 ――昨年はあえて不出場を選んだN-1、今年は初出場となる ▼清宮「初出場で初優勝。それでいいんじゃないですか?」 ――序盤からかなり武藤を追い込んでいたが、具体的にはどんな手応えを得た? ▼清宮「前哨戦とかでは苦しめられる場面もかなり多かったですけど、昨日は“闘い合えた"かなと。向こうの懐に飛び込んでいけた自覚はありますね。というのも、試合をやってても時間というのがあまり気にならなくて。気づけば20分、25分経ってたな…っていう。そこはやっぱり、ずっと攻められていたからこそ研究していたものを出して、お互いが攻め合うっていう闘いをみせられたかな、とは思います」 ――武藤もGHCを視野に入れているだけに、再び交わる可能性もあるが? ▼清宮「まずN-1をぶっちぎりで優勝すること。そのN-1の闘いのなかで、昨日の武藤戦でできなかったことを修正していく。N-1が終わった時には今とは違う清宮海斗になってると思うんで、また次、武藤敬司とやることがあるならば、闘いは変わってくると思います」 ――武藤戦で一番予想外だったことは? ▼清宮「全部予想してたんですよね。ただリングの使い方っていうのは、うまかったと思いますね。対相手というよりは、引いた視点でリング全体をみた闘いをしてるんだな…って感じて、そこはすごく勉強になりました」 ――ムーンサルトも出したが? ▼清宮「“出た"って感じですね。今までタイガースープレックスを返されることもほぼほぼ無かったですから。あそこで返されて、次の技としてとっさに思いついたのがあの技だった。(避けられたが)そこに関しては悔いはないですね」
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前夜(10日)の横浜文体大会で念願の武藤敬司戦を実現させた清宮海斗が11日、都内ノア事務所で一夜明け会見。武藤戦を通じて「アップデートができた」と収穫を強調し、次なる照準を「N-1ぶっちぎり優勝」とGHCヘビー級王座返り咲きに合わせた。
念願だった前夜の武藤とのシングルマッチ。序盤からドラゴンスクリューをことごとく切り返し、百戦錬磨の武藤相手に主導権を握る試合を展開してみせた。敗れはしたものの、27分を超える熱闘で“天才"と渡り合ってみせた清宮は「武藤戦まで自分が思い描いていた一本の道を創って、歩んでいくことができた。昨日の武藤さんとの闘いでは、武藤さんの雰囲気や、技術に関しても自分の体内に叩き込んで、自分の身体に流れるプロレスの血というか、スタイルというものをアップデートできた」と大きな“収穫"を口にした。
その“アプデ"の成果をぶつける先は9月開幕の年間最大リーグ戦『N-1 VICRTORY』だ。清宮は「俺はやっぱりGHCヘビーのベルトを獲り返さないといけないと思っているので、もう一度そこに照準を合わせていきたい。昨日体験したこと、今すぐにでも試したいと思っているので、N-1をぶっちぎりで優勝して、GHCのベルトに行きたいと思ってます」と見据えた。
N-1では現GHCヘビー級王者の潮崎豪と同じAブロック。桜庭和志や望月成晃、征矢学とも同ブロックとなる。「今までのノアには無い選手もいる面白いグループだなと思ってますね。だからこそ、そういうグループで輝けるのが俺だと思ってるんで。いつもと違う変化のある闘い。そういう中でも、昨日の試合で吸収したものをどんどん出していきたい」と話した。
GHC王者だった昨年はあえて不出場の道を選んだだけに、N-1は初出場となる。「初出場で初優勝。それでいいんじゃないですか?」。“アプデ"成功で得た自信とともに、スーパーノヴァが秋の捲土重来へと向かう。
【会見の模様】
――横浜文体での武藤敬司戦から一夜明けて?
▼清宮「勝負の世界なので、とても悔しい思いはありますが、昨日の試合、そこに向けた前哨戦。そこに臨むまでの闘いにおいて、自分が思い描いていた一本の道を創って、歩んでいくことができた。昨日の武藤さんとの闘いでは、武藤さんの雰囲気や、技術に関しても自分の体内に叩き込んで、自分の身体に流れるプロレスの血というか、スタイルというものをアップデートできたと思います。俺はやっぱりGHCヘビーのベルトを獲り返さないといけないと思っているので、もう一度そこに照準を合わせていきたい。昨日発表されたN-1 VICTORYもあります。俺はここで今のスタイル、昨日体験したこと、今すぐにでも試したいと思っているので、N-1をぶっちぎりで優勝して、GHCのベルトに行きたいと思ってます」
――武藤との闘いは区切り? まだ背中を追い続ける?
▼清宮「昨日、闘いのなかで僕が踏み込めた領域っていうのを糧に、自分自身の領域を広げていかないといけないと思ってるんですよ。その領域が広がったな…って確信できた時、もう一度巡り会える機会はあると思います」
――武藤からは『アベレージでそつなくこなせるが、突出した何かが無いと厳しいのでは』とのアドバイスもあったが?
▼清宮「武藤さんが対戦相手に興味があるんだ…っていう、そこにまず一つ驚きました。でも、武藤敬司の感性って部分。俺は他人が感じたものを取り入れていきたいなとも思ってるので、そのアドバイスっていうのはとても重要になってくると思いますね」
――N-1では現GHC王者の潮崎や桜庭と同ブロックになったが?
▼清宮「今までのノアには無い選手もいる面白いグループだなと思ってますね。だからこそ、そういうグループで輝けるのが俺だと思ってるんで。いつもと違う変化のある闘い。そういう中でも、昨日の試合で吸収したものをどんどん出していきたいと思います。それが技なのか、別のものなのかは、N-1での試合を見てください」
――昨年はあえて不出場を選んだN-1、今年は初出場となる
▼清宮「初出場で初優勝。それでいいんじゃないですか?」
――序盤からかなり武藤を追い込んでいたが、具体的にはどんな手応えを得た?
▼清宮「前哨戦とかでは苦しめられる場面もかなり多かったですけど、昨日は“闘い合えた"かなと。向こうの懐に飛び込んでいけた自覚はありますね。というのも、試合をやってても時間というのがあまり気にならなくて。気づけば20分、25分経ってたな…っていう。そこはやっぱり、ずっと攻められていたからこそ研究していたものを出して、お互いが攻め合うっていう闘いをみせられたかな、とは思います」
――武藤もGHCを視野に入れているだけに、再び交わる可能性もあるが?
▼清宮「まずN-1をぶっちぎりで優勝すること。そのN-1の闘いのなかで、昨日の武藤戦でできなかったことを修正していく。N-1が終わった時には今とは違う清宮海斗になってると思うんで、また次、武藤敬司とやることがあるならば、闘いは変わってくると思います」
――武藤戦で一番予想外だったことは?
▼清宮「全部予想してたんですよね。ただリングの使い方っていうのは、うまかったと思いますね。対相手というよりは、引いた視点でリング全体をみた闘いをしてるんだな…って感じて、そこはすごく勉強になりました」
――ムーンサルトも出したが?
▼清宮「“出た"って感じですね。今までタイガースープレックスを返されることもほぼほぼ無かったですから。あそこで返されて、次の技としてとっさに思いついたのがあの技だった。(避けられたが)そこに関しては悔いはないですね」
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