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7/30【NOAH】8・1広島へ清宮が会見 “悪夢再現"予告のムタに「食らいついて、すべてを受け切る」

 8・1広島大会のスペシャルタッグマッチ「グレート・ムタ&NOSAWA論外vs清宮海斗&小峠篤司」に向けて30日、清宮が都内ホテルで会見した。

 プロレスに悩む現状にある清宮だが、広島ビッグマッチではムタとの遭遇が決定。そのムタは“代理人の代理人"だというNOSAWA論外を介して、「I remember Hiroshima.nightmare will happen again」(広島を忘れてはいない、再び悪夢をみせてやる)とのメッセージを寄せた。

 ムタにとっての広島サンプラザは、日本デビュー間もない1990年に馳浩を相手に「伝説の流血戦」を繰り広げた舞台。武藤敬司“悪の化身"としての存在を確立させた場所でもある。

 その“悪夢再現"を通告された形となった清宮だが、やはり表情は険しい。「グレート・ムタ、何をしてくるか分からない怖さはあるけど、その世界にどこまでも食らいついていって、グレート・ムタのすべてを受けきって、足りないものを見つけたいと思う」と話した。ムタの世界観や存在感を凌駕することは、“勝つよりも難しい"とも言われるが「ホントにこの試合で俺は殻を破りたいと思う」と、広島で“超難題"に挑む覚悟をみせた。


【会見の模様】

――試合に向けた意気込みを

▼清宮「自分に何が足りないのか。毎日考えてる。グレート・ムタ、何をしてくるか分からない怖さはあるけど、その世界にどこまでも食らいついていって、グレート・ムタのすべてを受けきって、足りないものを見つけたいと思う」

※ムタの“代理人の代理人"NOSAWA論外は、魔界と時空を超えたリモート会議出席のため欠席となったものの、清宮へのメッセージを寄せる

▼論外のメッセージ「清宮選手へ。先日のGHCタッグ奪取おめでとうございます。広島サンプラザという大舞台で、GHCタッグチャンピオンの清宮選手と戦えることを光栄に思っております。ただ、私は正直がっかりしています。ムタからのメッセージ『I remember Hiroshima.nightmare will happen again』(広島を忘れてはいない、再び悪夢をみせてやる)に何も反応せず、どうせ今日の会見もSNSと一緒でカッコつけて、つまらない、中身のないコメントを発表していると思いますので、最後に一つだけ言わせてください。『グレート・ムタ伝、代理人・武藤敬司が悪の化身の全てを独白』は全国書店にて絶賛発売中でございます!」

――論外からのメッセージを受けて?

▼清宮「正直言って、ここ最近、目の前のことでいっぱいいっぱいで…視野が狭くなってたかもしれないし、いろんなことに目を向けてやっていくこともできてなかったかもしれない。でも広島の試合はお客さんが楽しみにしてるので、そこに向けて全力で戦いたいと思います」

――ムタにとって広島サンプラザはかつて大暴れした会場、悪夢を再びと通告されたが?

▼清宮「ノアのリングでの闘いも見てますし、グレート・ムタの攻撃、俺はすべて、何でも受け切る覚悟で臨むので、その闘いをみせたいと思います」

――存在感でムタを上回る?

▼清宮「ホントにこの試合で俺は殻を破りたいと思う」

プロ格 情報局