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　あす(12日)開幕するノア年間最大のリーグ戦『N-1 VICTORY 2021』に向けた直前会見が11日、都内ホテルでブロック別に開かれ、Cブロック(中嶋勝彦、田中将斗、桜庭和志、鈴木鼓太郎)からは田中を除く3選手が出席。それぞれが直前の心境を語った。

　昨年覇者として臨む中嶋は、短髪を鮮やかなシャンパンゴールドに染め上げて登場。「連覇。そのことしか今、頭にない」と改めて強調したうえで、「すべてを飲み込んで決勝トーナメントにいく。去年よりもシビれる試合をやって、去年よりもまた違う中嶋勝彦をお見せします」と不敵に笑った。

　2年連続の出場となる桜庭はやはりマイペースを崩さず。「シングルで全員絞め落とせればいいかなと思ってやります」と予告したものの、「中嶋選手は何度かタッグとかでやったことあるんで。あと他は確か初めてだったので、何とか自分のペースを保ちながら。(他の選手というよりは)自分のペースをどうやってつかもうかなという感じに思ってますね」と話した。

　唯一の“ジュニア"として出場する鼓太郎は「でかいことを言っても聞いてる人には響かないと思うので、まずはジュニアの力を証明する。そこに全力を注ぎたい」と足元を見つめながらコメント。初戦からは桜庭と当たるが「俺みたいなタイプとは当たったことないと思うので。こちらのフィールドに引き込めば十分勝機はあると思ってます」と改めて自信をのぞかせた。

【Cブロック会見の模様】

※田中は欠席

▼鼓太郎「N-1初出場、そしてジュニアからは自分一人ということで、でかいことを言っても聞いてる人には響かないと思うので、まずはジュニアの力を証明する。そこに全力を注ぎたいと思います」

▼桜庭「どうも桜庭でございます。シングルで全員絞め落とせればいいかなと思ってやります」

▼中嶋「ついにきたね。今年のN-1が。いや、俺のシリーズが。今年も優勝して、やるぞ連覇。そのことしか今、頭にない」

▼田中のコメント(代読)「いろんなリーグ戦に出てきましたが、メンバーを見てもN-1は最も優勝するのが難しいリーグ戦の一つだと思います。しかし、僕は優勝するためにエントリーしたので、初戦からエンジン全開で優勝します。よろしくお願いします」

――桜庭選手は同ブロックの各選手の印象は?

▼桜庭「中嶋選手は何度かタッグとかでやったことあるんで。あと他は確か初めてだったので、何とか自分のペースを保ちながら。印象というよりは自分のペースをどうやってつかもうかなという感じに思ってますね」

――初戦は鼓太郎選手と当たるが、その考えは初戦でも同じ?

▼桜庭「それ全ての試合が一緒ですね。今日もちょっと練習してからここに来たんですけども、自分の形を、ちょうどそういう練習してきたんで。自分の形の中の枠にハメてしまえば、もう自分のペースになるので。それをどうやって相手をだまして、そのペースにもっていくかっていうのを考えながらやります」

――鼓太郎選手は桜庭選手の発言を受けて?

▼鼓太郎「そっちの言うようには乗らないよって感じですね。逆に俺みたいなタイプとは当たったことないと思うので。こちらのフィールドに引き込めば十分勝機はあると思ってます」

――中嶋選手は連覇がかかっているが、初戦の田中将斗戦へ向けては?

▼中嶋「初戦からね、厳しい戦いにはなると思うけど、そうね。このブロックのメンバー、ひじょうにバラエティー豊かで面白いなと。幅も広いし。このすべてを飲み込んで、決勝トーナメントにいくよ」

――どんな優勝の仕方をして、どんな光景をみせたい?

▼中嶋「そうね…まぁ一番は俺にしかできないことだから。うーん…まぁ去年よりもシビれる試合をやって、去年よりもまた違う中嶋勝彦をお見せします」

――田中選手とは約4年ぶり3度目のシングルで未勝利だが?

▼中嶋「初戦なんでね、ポイントになると思ってますよ。過去の戦歴はあるけど、過去と今は違うし、ひじょうに俺個人的にも、とても明日は楽しみです」

――イメージしている攻略法はある?

▼中嶋「彼はまっすぐなタイプなんで、そこには付き合わないようにしようかなと」

――鼓太郎選手は戦い方を変えることは考えている?

▼鼓太郎「いえ、今持ってる自分のプロレスで勝負しようと思ってます」