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　10・30有明アリーナ大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(王者)HAYATAvsニンジャ・マック(挑戦者)」に向けた調印式が27日、都内ホテルで開かれた。

　ノアジュニアの“絶対王者"と化すGHCジュニア王者のHAYATAに、春の初登場から一躍人気を博してノアと年間契約まで結んだニンジャが初挑戦。命知らずの超アクロバティックファイターで、必殺のニンジャボム(フェニックススプラッシュ式セントーン)は勝率100%を誇るが、調印を終えたHAYATAは「飛び技だけで、このベルトが獲れると思うな」とクギを刺した。

　これにニンジャは猛反論。「はっきりと言っておきたい。自分は飛ぶだけじゃない。ハイフライヤーとして最高クラスの選手だと自信がありますが、もちろんレスリングもできますし、スピードにも自信があります」と語気を強めたうえで、「今回の有明アリーナでは声援が解禁される。間違いなくファンは『ニンジャ! ニンジャ!』とコールで応援してくれるはず」と断言。机を叩きながら自ら“ニンジャ"コールを実践しつつ、会見場でも側転からのバク宙を繰り出して“準備万端"を強調してみせた。

【会見の模様】
▼ニンジャ「このベルトへの挑戦が決まりまして、チャンピオンのHAYATA選手のことをすごくリスペクトしています。素晴らしいチャンピオンだと思います。これまでノアで戦ってきた選手の中でも最強の選手だと思っています。これまで多くの歴史を作り上げてきた選手だと思いますが、自分はこれからの未来、これからのノアを引っ張っていく人間として、ここで歴史をまた一つ自分が作りたいと思っています」

▼HAYATA「飛び技だけで、このベルトが獲れると思うな。勝つのは俺や」

――前哨戦を経てのそれぞれの印象は?

▼ニンジャ「これまでの前哨戦、先ほども言いましたようにHAYATA選手というのはノアジュニアの中でも最強の選手の一人になるということは間違いないと思います。ただ、これまでの戦いの中でHAYATA選手が勝っている試合はSTINGERと一緒に戦っている試合であって、そういったチームメイトがいる中では勝つことができました。自分の場合、武藤選手と組んだ時に勝ったわけですね。だからどちらも素晴らしいチームメイトに恵まれた時に勝つという状況が前哨戦の中であったわけです。では、この週末、1対1の戦いになったらどちらに勝利の女神がほほ笑むのか、この試合でどちらが勝つのか、ゆっくり考えてみればいいんじゃないですかね」

▼HAYATA「飛ぶ、跳ねるだけ」

――ニンジャ選手からチームとしての力が大きいとの指摘があったが?

▼HAYATA「有明や」

――飛ぶだけじゃ勝てないと言われているが?

▼ニンジャ「まずはっきりと言っておきたいんですけど、自分は飛ぶだけじゃないですよと。ハイフライヤーとして最高クラスの選手だと自信があります。そして飛ぶだけじゃなく、もちろんレスリングもできますし、スピードにも自信があります。この有明大会ですけど、何よりもお客さんの声援、声を出して応援ができる状況になってますので、この試合では間違いなくお客様はニンジャ・マックを『ニンジャ! ニンジャ!』と絶対に声援してくれること間違いないですから。そういったことすべて合わせたうえでベルトを獲って自分がチャンピオンになります。よく覚えておいてほしい。お客様が声援を送るのは『ニンジャ! ニンジャ! ニンジャ!』であって、HAYATAではない」