プロレス/格闘技DX

　新日本の新社長に就任したばかりの棚橋弘至が27日、NOAH1・2有明アリーナ大会に向けた会見に出席した。

　社長就任後、いきなり他団体ビッグマッチに出場する形となった棚橋。有明アリーナではHAYATAとのコンビで、小川良成&ザック・セイバーJr.組と対決する。

　会見に登場した棚橋は「社長ということでお祝いの言葉をいただきましたけど、レスラー・棚橋と社長・棚橋は分けて考えていただきたい。そうすることによって一レスラーとしてまた高みを目指して頑張れるというところもある」と強調。「注目度が高い大会ですので、先ほど言ったみたいに“レスラー・棚橋"の部分を大いにクローズアップして見てもらうチャンスだなと思いますね」と、社長就任が注目されるタイミングで“現役選手"としての存在感を改めて示す好機ととらえた。

　試合タイトルに『WRESTLING SYMPHONY』と銘打たれた一戦。いわゆる“プロ・レスリング"の攻防が期待される実力者4人のタッグマッチ。「小川選手とは永田(裕志)さんと2003年かな。GHCのタッグのベルトを持っていた時に試合したことがあるんですけど、ザックと小川選手というのはテクニックの部分で非常に警戒しないといけないのがあるので楽しみ」と胸を高鳴らせた。

　タッグを組むHAYATAについては「チャラいね。チャラい。でも棚橋にチャラいと言わせたら大したもんですよ」と笑顔。新日本1・4東京ドーム大会でのTV王座戦に向けても王者ザックとの前哨戦となるだけに「このあと、しっかり飯でも食いに行ってコミュニケーション取っておきます」と無口な“相棒"をみやっていた。

【会見の模様】

――試合に向けた意気込みを

▼HAYATA「まず、棚橋さん。社長就任おめでとうございます。試合に関しては何の不安もない」

▼棚橋「新日本プロレス100年に一人の逸材・棚橋弘至です。社長ということでお祝いの言葉をいただきましたけど、レスラー・棚橋と社長・棚橋は分けて考えていただきたい。そうすることによって一レスラーとしてまた高みを目指して頑張れるというところもありますし。今回、東京ドームでザックとの対戦も組まれている中でのNOAHさんでの試合ですので。二人で力を合わせて、このあと、しっかり飯でも食いに行ってコミュニケーション取っておきますので、全力で頑張ります。ありがとうございます」

――社長とレスラーは違うとのことだが、社長就任後いきなり他団体の試合となることについて受け止めは?

▼棚橋「いや、特に。ただ、注目度が高い大会ですので、先ほど言ったみたいにレスラー棚橋の部分が大いにクローズアップして見てもらうチャンスだなと思いますね」

――ザック選手と前哨戦で、小川選手と久しぶりに当たるが?

▼棚橋「そうなんです。小川選手とは永田(裕志)さんと2003年かな。GHCのタッグのベルトを持っていた時に試合したことがあるんですけど、ザックと小川選手というのはテクニックの部分で非常に警戒しないといけないのがあるので楽しみにしてますね」

――HAYATA選手の印象は?

▼棚橋「チャラいね。チャラい。でも棚橋にチャラいと言わせたら大したもんですよ」