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5/8【ZERO1】耕平がタッグ結成要請 鈴木も「世界ヘビー再挑戦の確約」条件に前向き(写真あり)

 5・6後楽園大会で世界ヘビー級王座戦を争った王者・佐藤耕平、鈴木秀樹が8日、ZERO1道場で会見。NWAインターコンチネンタルタッグ王座獲りも視野にタッグ結成を要請した耕平に対し、鈴木は「もう一回、僕の挑戦を受けてくれるという確約があるんであれば」の条件付きで前向きな姿勢をみせた。

 IGFを離脱し、ZERO1マットを新天地に選んだ鈴木は4・9新木場大会で初参戦を果たし、5・6後楽園大会では早くも世界ヘビー級王座に挑戦。激闘の末、耕平に敗れ去った。

 世界ヘビー初防衛を果たした耕平は前哨戦を含め、鈴木と3度肌を合わせた中で、「一発一発がきつかったですし、打撃にしてもレスリングにしてもとても強さを感じた」と評価。「鈴木選手と組んで自分を高められると思った」と対決から一転してタッグ結成を希望した。

 5・6後楽園大会の試合後、耕平はKAIの襲撃を受け、宣戦布告された。「あの団体が頭数揃えて来るんであれば、そこはZERO1の選手全員ふざけるなと思ってるでしょうけど、あえて僕と鈴木選手が組んでいったら面白い」と鈴木と組んでのWRESTLE-1勢迎撃を描いた耕平は、「僕が組みたい気持ちを鈴木選手が汲んでくれるんであれば、二人のタッグをもっと高めて、お互いが納得できるタッグチームになった時に獲りにいこうかなと」とその先にNWAインターコンチタッグ王座獲りも視野に入れている。

 耕平からのラブコールを鈴木もすんなり受け入れるわけにはいかない。「自分が思ってる以上に頑丈で、思い切りやれた」と充実感を味わえたものの、負けたままタッグを組んでは軍門に下ったも同じ。「やるなら意味を持ってやらないといけない」と強調した鈴木は「シングルで負けてるんで、タッグでやっていって結果を出した時、もう一回、僕の挑戦を受けてくれるという確約があるんであれば」との条件をつけた。

 それでも5・6後楽園の試合後と同様、耕平との握手に応じ、鈴木は前向き。耕平も「お互いレベルアップをして、また来たるべき時にタイトルマッチをできたら面白い」と理解を示した。昨日の敵は今日の友を地でいくように、耕平&鈴木の大型タッグが対W-1を端緒に始動することになりそうだ。
※耕平、鈴木のコメントは別項に掲載します

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