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5/16【WRESTLE-1】会見における船木、LEONAの詳細コメント(写真あり)

 16日、都内・WRESTLE-1事務所で会見した船木誠勝、LEONAの詳細コメントは以下の通り。

【会見における船木、LEONA】
▼船木「前回のTDCで藤波さんにLEONA選手を巡業に連れて行った方がいいんじゃないかと言って実現するんですけど、プロレスは地方でやることが多い。実際、LEONA選手を知らないお客さんも来ると思う。試合でどれだけいい声援をもらえるか。そういうのもプロの条件だと思います。WRESTLE-1にいろんな選手がいるので、プロレスの幅を広げるためには連戦、試合の数を増やしていかないと、自分のスタイルというのもなかなか出来上がらないと思う。巡業に参戦して、できるだけ試合をこなすのが手っ取り早く成長する方法だと思いました。自分も約5年前、復帰して最初の巡業の時、ついていくのが精一杯という状態でした。それで逆に自分の体を慣らして、そこに自分のスタイルを当てはめるか。意外と早く順応できた方だと思います。LEONA選手も小さい頃から歴史を見てきたと思うので、巡業でもまれることによって一人前の選手に出来上がると思います。あとはバスの移動とか、何時間も乗って、それで試合して、また何時間もかけて移動してホテル泊まって、次の日も移動して試合。しっかり試合しないといけないのもプロ。そこもしっかり味わってもらいたい」

▼LEONA「TDC大会、自分の中で初の他団体ということで強い刺激とインパクトを受けました。巡業にこういう形で参加させていただけるのもいい経験になりますし、必要なことと感じていたさなかだったので、今、気合に満ち溢れて巡業を待っている最中です。東京以外でプロレスラーとして、どうアピールして、自分のレスリングスタイルを変化させるか楽しみにしてます。チャンスをいただいて感謝してますので、期待に応えたいと思います」

――一番の不安は?

▼LEONA「自分の試合の最短の感覚が4日の東京ドームシティホールと11日のドラディション後楽園大会。1週間というスパンでしか試合をしたことがないので、今までの経験になかったスパンで試合するということで、自分の体がどれだけタフになってるか、考える部分がありますね」

――対戦した相手は?

▼LEONA「この前の4日、初めて場外に連れ出され、わけが分からないまま客席の中でいたぶられて、結果として船木さんが相手を抑えてということがありましたけど、やっぱり自分の手で相手に返しきれてないのがあるので、この間対戦したデスペラードの人たちは自分の中で意識している部分は当然あります」

――父・藤波選手からアドバイスされた?

▼LEONA「巡業の大変さであったり、連戦の難しさを経験してきた人なので、自分に対して心の持ち方であったり、体のバランスの保ち方を重点的に教えていただいていますね」

――船木選手とまた組んだり戦ったりしたい?

▼LEONA「もちろんですね。デビュー戦で試合して頂いて、今4戦が終わって、デビュー戦から自分がどれだけ成長したか、船木さんに見ていただきたい気持ちが強いですね」

▼船木「この間、TDCで会った時に3試合目と聞いて少なすぎると思いました。飲み込みが早い選手なんで、回数をこなさせた方がいいなと思いました。慣れれば絶対自分の形ができると思いますので、どんどん試合をこなして、経験さえ積めば一つの新しい個性を持った選手が誕生するんじゃないかと思います」

――伸ばした方がいい部分は?

▼船木「一番は経験ですね。いろんなタイプの選手とやって、いろんなシチュエーションの試合、6人タッグ、タッグだと場外に誘う選手もいれば、オーソドックスな選手もいる。いろんな経験をしてもらいたいですね。僕らが10代の頃は年間200試合ありました。毎日ほとんど同じ選手と対戦した経験もあるし、あとは外国人選手とか。嫌でもやらないといけない状況でしたけど、成長できる一番の近道だなと思いましたね。今、やっとプロレスラーという免許が取れた状態だと思うので、あとは路上に出る。そんな感じですね。それも藤波さんという教官から離れて一人で運転する。暴走族に追いかけられるかもしれない。その時、どう対処するか。俺も横で走るから。その時は言うからね。まずは名古屋までの移動が5、6時間かかりますので。神戸が終わってから東京に帰るまでも巡業。その間、何をするか。大学に行ってるということは勉強する時間にもなるし」

――今後も巡業に帯同していきたい?

▼LEONA「自分の中で学校というのが優先してる部分ではあるんですが、プロレスラーとしてデビューしてるんで、1試合でも多くやりたい。巡業という形、その先にいろんな選手と戦えるという好奇心があります。巡業なので、同世代の人たちが毎日戦ってるのを間近で見れる。凄い刺激になるし、興味があるし求めてるところですね。ドロップキックをきれいに決めたいし、投げ技とかもっと試してみたいですね」

――LEONA選手にセコンドも任せる?

▼船木「組むかもしれないし、全部つくかもしれないし、分からないです。W-1は前日にカードが決まる。本人が知るのは当日。どう試合を組み立てるか。何ヶ月に1回だと考えがいろいろ出てくると思うけど、当日言われてどう組み立てるかも一つの試練ですよね」

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