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5/26【新日本】会見における中邑の詳細コメント(写真あり)

 26日、都内・新日本事務所で会見した中邑真輔の詳細コメントは以下の通り。

【会見における中邑】
▼中邑「言いたいことは昨日言い尽くしたかなと思うんですけど、まずダニエル・グレイシー、自分的にも12年ぶりに1対1で肌を合わせて、試合が終わってみれば感慨深いというか、自分とダニエルを取り巻く環境もプロレス、格闘技の状況も考えられないぐらい変わっていて、でもその中でもリング上では同じように自分の命を差し出して戦うことができた。本当に自分が漫画かそういう物語の中で生きてる感じがしましたね。プロレスって何だというと答えがない世界なんですけど、グレイシーですらそのプロレスに歩み寄ってくる。特にダニエルとホーレスは聞くところによると子供の頃からプロレスが好きだったと関係者から聞いてホロっときましたね。選手としてやってきてますが、まだまだ夢があるなと。そういう気分になりましたね。彼らもこのリングに上がるということは、外野からいろいろあるでしょうが、本人たちが選んだなら個人的には続けてもらいたいと思います。で、大阪でバッドラック・ファレですね。未だ絆創膏を貼ってますが、鼻がうずきます。鼻を触ると今までになかったくぼみができてたり、くぼみを押すとへこんだり。次から次へと強敵、強豪…そういうのはこのベルトを持ってる上で必須というか、連れてくるんですかね、これが。そういう意味ではバッドラック・ファレもこのベルトで消化するというか、もちろん自分が楽しんだ上で倒してやりたいと思います」

――ダニエル戦を振り返って危ないと思った場面は?

▼中邑「どうでしょうね。戦前、重心が重いと言った部分があって、投げるにしてもコントロールするにしても、攻めながら体力を削られる部分がありましたね。10分少々の試合ですけど、もっと長く感じましたね。あとはチョークというかスリーパーが非常に入っていたので、昨日の夜はノド仏が気持ち悪くなっていて、あまり食事も摂れなかったですね」

――今回は道着を着なかったが?

▼中邑「自分はタイトルマッチですから、正装で挑みました。ダニエルは道着を脱ぎましたが、道着を脱ぐ戦いも常にやってるでしょうから。特に柔術のジャケットを着るというのは彼らのグレイシーとしてのあり方の、彼らのユニフォームというか。でも脱いでも一緒だよという部分はあるでしょうね。かつ関係ないんだという表現でもあると思いますね」

――ダニエル戦は大きな山だった?

▼中邑「そうですね。自分のキャリアの中でも大きな山といわざるを得ないですね」

――ファレとはNJC決勝で対決し、4・24大阪のイリミネーションでフォール負けを喫しているが?

▼中邑「相変わらず首が少しおかしいんですよね。そうそう、そうだよ。今、新日本にいる選手の中で、アピールをするタイプじゃないんですけど、実力とか勢い的にはちょっと注目株というか、若い、勢いのある人間というイメージがありますね。あそこに自己主張が加わってくれば、結構やばいと思います。実際、NJCの決勝で勝ちはしたもののという部分があるんで、そこに関してはまたリマッチかよという話でしょうが、そこは受けて当然だろうと思いますね」

――注意するのはやはりパワー?

▼中邑「重さっていうのが、でかいから強いんですよ。でかいのは武器なんですよ。彼の場合、スラムでもブレーンバスターでも一つ一つが必殺技になりうるものをフィジカル的に持ってるんですよ。彼は大きさと体重と両方持ってる。あとスピードも結構あるしね。勢いとか考えるとアスリートですからね。ポテンシャルは感じられる。本当は嫌だなと思ってるんですけどね。くんなよと思いましたね」

――トンガ版ゴジラと表現していたが?

▼中邑「ゴジラでも恐竜戦車でもどっちでもいい。ただそれぐらいのイメージはあるなと思ってますね」

――NJC決勝戦で倒しきれなかった感覚?

▼中邑「倒したは倒したでしょう。ちゃんとピン獲ってるし。ただ、もう一回やるのかというのが正直な気持ちですね」

――6・21大阪のメインに組まれることになりそうだが?

▼中邑「そうですね。当然です」

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