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6/14【大仁田興行】8・1『しゃちほこ大花火』へ大仁田のパートナーがKAIに決定、愚連隊7・7新宿で初合体(写真あり)

 “邪道"大仁田厚が14日午後、東京・神田で記者会見を開き、8・1名古屋大会『しゃちほこ大花火』のタッグパートナーがW-1のKAIに電撃決定したことを発表。次代のプロレス界を担うKAIが邪道ワールドに飛び込み、禁断の電流爆破デスマッチに挑む。

 「電流爆破を体験したいという人間を広く募集します」と8・1名古屋のパートナーを“公募"していた大仁田は、「KAI選手が真っ先に名乗りを上げてくれた」と経緯を説明。これまでリング上では接点のなかった両者だが、実は旧知の間柄とのこと。

 高校生の頃に初めて会場で観戦した試合が大仁田vs蝶野正洋の電流爆破マッチ(99年4月)であり、足しげく会場に足を運ぶ“邪道信者"だったことを告白したKAIは、「いつか自分の夢である電流爆破をやりたいと思っていた」と明かす。KAIの電流爆破参戦については、「『やりたいならやってこい』と言っていただきました」(KAI)とW-1武藤敬司社長も了承の上という。

 「恐怖心ももちろんありますけど、それよりも(電流爆破を)経験したい。大仁田さんがかつてFMWのエースとして活躍していたということもあります。自分は今、W-1の真のエースにならなきゃいけないと思ってるんで。大仁田さんの今までやってきた電流爆破というものを体験して、エースとは何かを勉強したい気持ちもあります」と並々ならぬ思いを語るKAIに対し、「怖いぞ、オレは。オマエを取り込んで、W-1に返さないかもしれないぞ」とうそぶきつつ、大仁田も「こういった形でタッグを組めるのは、オレとしては幸せ。こうやって電流爆破を若い、今からのエースたちに伝授できるのは嬉しいかぎり」と応えた。

 なお、大仁田の指名をKAIが二つ返事で受け、8・1名古屋に先がけて東京愚連隊興行7・7新宿FACEで両者が初タッグ結成し、高山善廣&KIKUZAWA組と対戦することも緊急決定。大仁田が新星・KAIに邪道のエッセンスを伝授し、プロレス界に新たなうねりが巻き起こる。【情報提供:大仁田厚プロレスリング】

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