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7/4【ZERO1】『火祭り2014』へ10選手が会見 KAI「優勝してW-1のエース叫ぶ」、鈴木はなぜかカシン意識 横山と和樹は大乱闘(写真あり)

 ZERO1夏の風物詩『火祭り』に向けた会見が4日、東京・竹芝のZERO1道場で開かれ、出場10選手が出席。それぞれが意気込みを語り、初戦で激突する横山佳和と橋本和樹が乱闘を展開するなど早くも“火祭り刀"をめぐって火花が散った。

 今年は12選手がエントリー。この日の会見には、都合により欠席した崔領二、小幡優作をのぞく10選手が出席した。

 まずは関本大介、タマ・ウイリアムス、KAI、鈴木秀樹のAブロック4選手が登場。3年ぶりの優勝を狙う関本は、「今年も熱い夏になる予感がしますので、まずは鈴木選手に全力で自分のプロレスをぶつけていきたい」と開幕戦(7・13後楽園)の鈴木戦に照準。一方、初出場となる鈴木は「リーグ戦は一戦だけじゃない。ペース配分を考えながら戦いたい」とかわし、「決勝は石澤常光とやりたい」「気になる選手は関本選手と、タマ・ウイリアムス…あとケンドー・カシン」「個人的には20日の青森に照準を絞ってます」とカシンを意識するコメントを連発した。

 WRESTLE-1(W-1)から初出場となるKAIは「W-1のエースとして火祭り刀を必ずW-1に持って帰りたい。優勝の暁には、火祭りの舞台で“W-1のエースは俺"と叫びたい」と宣言。初戦の崔戦は異例ながらW-1の7・21後楽園大会内で行われるが、「あさってのW-1両国でデスペラードを解散させて、公式戦では“ZERO1の崔"とやりたい」と見据えた。また、UN王者として参戦するウイリアムスは「昨年はライディーンが優勝した。今年はUN王者として臨むから、優勝して世界ヘビーと合わせて二冠を獲りたい」と意気込んだ。

 続いてBブロックの6選手が登場。前人未到の5度目制覇を狙う田中将斗は、眼球の手術を受けたばかりだというものの「実は去年の火祭りの時も症状が出てました。手術した分、去年よりはいい状態。何の問題もない」と強調。「常に絶好調なんですが、夏になるとより絶好調になる。去年は準優勝で悔しい思いをしたんで、今年は火祭り刀を獲りにいく」と誓った。

 その田中と初戦で“炎舞連夢対決"を行う大谷は、「若いメンバーの中でも大谷晋二郎がいるっていうことが当たり前だということを植えつけたい」と意気込んだうえで、「田中選手は目を手術して復帰したばかり。目にダメージが残ってるはず。あえて攻撃しないでおこう…というやさしい思いは無いってことは、田中選手には知っておいてもらいたい」と田中にクギを刺した。

 今年は世界ヘビー級王者としてのぞむ佐藤耕平は、「チャンピオンとして出るからにはチャンピオンとしての実力を発揮して、トップを獲りたい」と宣言。王者として臨めるかどうかは、7・6W-1両国大会での船木誠勝相手の防衛戦次第となるものの「前哨戦でタッグで2回やって1勝1敗。“強い"っていうよりは“うまい"としか感じなかった。両国でしっかり防衛して、チャンピオンとして火祭りに出たい」と言い切った。

 デーモン植田は「ヌハハハハ、デーモン植田だ。このブロック、つえーのがいっぱいいる。なかにはラクに勝ち点くれそうなヤツもいるけどな。去年はたいした結果を残せなかったけど、今年は必ず結果を残して優勝するから見とけよ」と悪魔口調で全方位的に宣戦布告。

 そして激しく火花を散らしたのが横山と和樹。横山が「炎舞連夢もいるし、チャンピオンもいる。すごいメンバーがそろってるし、この前負けたデーモンもいる。そこへ向かうためにも、初戦で良く分からない橋本選手を潰して波に乗りたいと思います」と挑発すると、和樹も「これだけ強くて熱いメンバーとできると思うとゾクゾクしてます。体は一番小さいかもしれないけど、中途半端なヤンキー頭の中途半端なヤツ(横山)は逆に軽く倒して僕が初戦で波に乗りたい」と応戦。写真撮影の段では、つかみあいの大乱闘に発展し、早くも初戦・後楽園に向けて火花を散らした。

 ともあれ、体格、団体、年代…とバラエティに富んだメンバーが揃った今年の火祭り。開幕まであと9日だ。

※会見における各選手の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします

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