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7/7【NOAH】7・21博多で初防衛戦 新GHC王者・丸藤が所信表明「攻めの王者に」(写真あり)

 7・5有明コロシアム大会で永田裕志を破り、GHCヘビー級王座奪還に成功した新王者・丸藤正道が7日、東京・有明のノア事務所で会見。7・21博多大会で中嶋勝彦相手の初防衛戦も決まり、「攻めの王者になる」と所信表明した。

 “方舟最後の砦"としてノアの至宝奪回に成功。これまでは「誰が永田から獲り返すか」がGHC戦線の一大テーマだったが、KENTAも去った今、これからは王者・丸藤の手腕が問われていくことになる。

 会見で丸藤は「“攻め"の姿勢でやっていきたい。“次がある"“またその次がある"と思ってやってれば、何ひとつうまくいかないと思う。タイトルマッチに限らず、一戦一戦今しかないと思ってやっていきたい。中途半端に宙ぶらりんになっていた“丸藤正道"というレスラーをしっかり固めて、胸張って『プロレスラーだ』と言えるチャンピオンになっていきたい」と所信表明した。

 初防衛戦は7・21博多大会の中嶋戦。戴冠直後に自ら難敵を指名したのも“攻め"の姿勢の一環だった。「ぶっちゃけ初防衛戦にして一番の強敵を選んでしまったかな…」とつぶやいたが、これまでDIAMOND RINGとノアマットで行われた一騎打ちはいずれも名勝負に。「若さと勢いは常に感じるし、ハイキック一発で試合を終わらせてしまったり…と、注意すべき点はいっぱいある。何せ今の勝彦は“佐々木健介を倒した男"だから」といきなり陥落のリスクを承知のうえで、あえて熱闘必至な同門の強敵を選んだ。

 しかも福岡は中嶋の生まれ故郷。丸藤にとっては“アウェー"となる危険もあるものの、「彼はそういうのを力にする熱い人間。楽しみですよ」と言ってのけた。あえて高いハードルを課しながら築いていく覚悟の“丸藤時代"が、祇園山笠に沸く博多から幕を開ける。


【会見の模様】
――GHCヘビー奪還から二夜明けて?

▼丸藤「何とかこうしてGHCヘビーのベルトを獲り返すことができました。強い永田裕志からベルトを獲ることができたことも自信になりました。今後の防衛戦はチャンピオンとしてリードしていけるような試合をしつつ、結果を出していきたいと思います」

――中嶋との初防衛戦が決まったが?

▼丸藤「勝彦はノアの人間では無いんですけど、DIAMOND RINGを守る強い気持ちを持ちながらノアにレギュラー参戦してくれてる選手。同じユニットでもありますけど、今のノアはヘビー級が少ない中で、ノアの中で頑張ってて強い選手とやりたい…と思った時に、勝彦の名前が浮かんだ。実力は誰もが認めるところだと思うし、俺自身も(優位性を感じる)後輩でも何でもないと思ってる。常にベルトを狙う姿勢があるのも知ってるし、是非とも彼と初防衛戦がやりたいと思いました」

――どんな試合になる?

▼丸藤「若さと勢いは常に感じるし、ハイキック一発で試合を終わらせてしまったり…と、注意すべき点はいっぱいある。何せ今の勝彦は“佐々木健介を倒した男"ですから。永田さんだって、僕を見越して勝彦との防衛戦を見据えていたくらいですから。まぁ、それも俺としては面白くない部分もあったんですけど…」

――過去の対決は参考にならない?

▼丸藤「そうですね。ポテンシャルという点では相当なものを持ってる。ぶっちゃけ初防衛戦にして一番の強敵を選んでしまったかな…と。しかも最近は組んでばかりで対戦してない。杉浦貴や森嶋猛だったら、やり合ってきてるんで、何をやってくるかは何となく分かるんですけどね」

――博多という舞台については?

▼丸藤「スターレーンは好きな会場だし、博多は好きな土地でもある。そこで王者としてタイトルマッチができるのはうれしい。“攻めるチャンピオン"になりたいんで、博多に限らずいろんなところで、今まで見せられなかった(チャンピオンとしての)姿を見せていきたい」

――福岡は中嶋の生まれ故郷でもあるが?

▼丸藤「彼はそういうのを力にする熱い人間。楽しみですよ」

――重要な初防衛戦だが、改めてどんな王者に?

▼丸藤「さっきも言ったけど“攻め"の姿勢でやっていきたい」

――今度こそ時代を作る?

▼丸藤「それはもちろん。“次がある"“またその次がある"と思ってやってれば、何ひとつうまくいかないと思う。タイトルマッチに限らず、一戦一戦今しかないと思ってやっていきたい。中途半端に宙ぶらりんになっていた“丸藤正道"というレスラーをしっかり固めて、胸張って『プロレスラーだ』と言えるチャンピオンになっていきたいと思います」

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