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7/15【NOAH】「純粋にプロレスの“凄さ”表現する」 7・21博多GHC戦へ丸藤と中嶋が調印式(写真あり)

 東京・有明のノア事務所で15日、7・21博多大会のGHCヘビー級選手権試合「(選手権者)丸藤正道vs中嶋勝彦(挑戦者)」に向けた調印式が開かれ、「純粋にプロレスの凄さを表現したい」(丸藤)、「自分らしく思い切り戦える相手」(中嶋)と“BRAVE同門対決"らしく真っ向勝負の激闘を誓い合った。

 中嶋の生まれ故郷・博多で実現するBRAVE対決によるGHC戦。過去2度行われている「丸藤vs中嶋」はいずれも名勝負となったものの、対戦成績は丸藤の2連勝だ。

 丸藤の指名を受けて約9ヶ月ぶり2度目のGHC挑戦が決まった中嶋は、「丸藤さんは倒したい一つの目標。GHCヘビーは数あるタイトルの中でも一番巻きたいベルト。丸藤さんには過去2連敗していますけど、過去のことは変えられないので、このチャンスをモノにして白星を上げたい。目標である丸藤さんからしっかり3カウント取って、目標であるGHCヘビーのベルトを巻いて、DIAMOND RINGの中嶋勝彦としても名を刻みたい」と意気込んだ。

 丸藤にとっても重要な初防衛戦。あえて同門の難敵を自ら選んだのも、防衛ロードの幕開けにふさわしいだけの“内容"が残せる相手だからにほかならない。

 「実はやりたくないくらいの相手。勢いも強さも若さもすべて兼ね備えてる。でも、同じユニット内だからタイトルマッチをやっちゃいけない決まりはないし、やる気がある人間、強い人間がやるべき。俺たちが戦うことで、BRAVEそのものをアピールできる。もともとはBRAVEを裏切った人間(森嶋)とやりたいな…とも思っていたんですけど、今はその人間もいない。だからと言って立ち止まってもいられないんで、俺たちの戦いに回りのユニットがついてこられなくなったらそれまで…という話」と説明した。

 中嶋も「同門対決だからこそ逆に思い切りできる。戦いに遠慮なんて無用だし、リングに上がったら(同門か否かの)“差"なんてものは無いわけですから、自分らしく思い切り戦いたい」と同調。ただ「僕と丸藤さんで唯一違うのは、丸藤さんはノアを守っていて、僕はDIAMOND RINGを守っているということ。そこは負けられない理由。獲ることができたら、ノアのベルトですけど、またDIAMOND RINGの旗を掲げてもいいんじゃないかな…とは思ってます」と休止中のDIAMOND RING興行をGHC戦を目玉に“復活"させたい意向も示した。

 ともあれ、ここ最近のGHC戦は「外敵王者・永田からの奪回」や「対超危暴軍」といったテーマがメインだっただけに、ノアの本流ともいえる“試合内容"に完全にフォーカスできる一戦は久々。「今回は余計なセコンドの介入とかも無いだろうし、純粋にプロレスの凄さを表現できたらな、と思います」(丸藤) 毎年博多っ子が燃える“男の祭り"山笠がタイトルに銘打たれた大会で、男と男の名勝負が産み落とされるか。

※調印式における丸藤、中嶋の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします


☆7/21(月・祝)福岡・博多スターレーン『方舟YAMAKASA』15:00開場、16:00開始

▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦
マット・ストライカー
スペル・クレイジー
(1/30)
タイガーマスク
獣神サンダー・ライガー

▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦
菊タロー
平柳玄藩
(1/30)
ザック・セイバーJr.
小川良成

▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦
ジンゾー
ロッキー・ロボ
(1/30)
小峠篤司
石森太二

▼GHCタッグ選手権試合前哨戦
齋藤彰俊
池田大輔
モハメド ヨネ
vs
クワイエット・ストーム
原田大輔
杉浦貴

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
中嶋勝彦
(1/60)
丸藤正道
[第22代選手権者]
※丸藤初防衛戦

[所属外参加選手]
大原はじめ
田中純二

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