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7/17【IGF】8・23両国で日本人対決 MMA2戦目・鈴川が大物食いへ進化強調、ミノワマンはIGF王座挑戦視野に(写真あり)

 IGFは17日、都内・IGF事務所で会見し、8・23両国大会の追加カードを発表。IGFルールマッチ「ミノワマンvs鈴川真一」の日本人対決が決まった。MMA2戦目にして大物との対戦が組まれた鈴川は4・5両国での初陣以上の進化を強調し、「1勝1勝積み上げてIGFを盛り上げたい」と初勝利を誓うばかり。ミノワマンはテーマを「100パーセントの一歩」に定め、その先にIGF王座挑戦を見据えた。

 「石井慧vsミルコ・クロコップ」が目玉となる8・23両国大会。この日、新たに「ミノワマンvs鈴川」の日本人対決が決まった。鈴川は4・5両国大会でボブ・アームストロングに完敗を喫して以来、MMA2戦目。ここで大物・ミノワマンを破って初勝利を挙げれば、大きな実績となるのは確実。鈴川は「1勝上げて、今年1年大暴れするつもりで火をつけたい」と一気にのし上がるつもりだ。

 「勝ち星は上げられなかったけど、気持ち出して前に出たのが一つ」とMMAデビュー戦を振り返った鈴川は4・5両国後、高橋義生コーチの手ほどきを受け、技術研さんに励む毎日を過ごしている。その成果も徐々に上がりつつあり、「4・5よりはレベルも上がってる」と進化を実感。稽古も十分できて、ここからもっともっと積み上げて次の試合に臨みたい」とさらなる上積みを見据え、「ミノワ選手のスピードだったり、テクニックだったり、こうなったら強いというのはあると思うけど、関係なく自分のスタイルで前に出られるようにしたい」」と積極姿勢で臨む構えをみせた。

 対するミノワマンは毎試合恒例と化しつつあるテーマを「100パーセントの一歩」と定めた。MMAキャリアの浅い鈴川が相手とあって、勝って当たり前、負ければ評価が下がるリスキーな戦いとなるが、「相手のキャリアだったり、経験だったり、そういうのはこのMMAでは関係ない。ただ勝負」とキッパリ。「それに対して100パーセント。それだけです。常に100パーセントで行動すると。相手ではなく、人生において、全てにおいて100パーセント。ここ最近100パーセントというのが大事」と自論を説きつつ全力投球を描いた。

 もちろん今は鈴川戦勝利に全神経を集中するつもりだが、「先を言うんであれば、IGFのベルトに近づきたい」とその先にIGF王座挑戦を視野に入れた。そのためにも鈴川に足をすくわれることは断じて許されない。「最初の鈴川選手の印象自体はイケイケでとても派手だなと思って、勢いがあるなと思いました。最近、何かが変わったのか、おとなしくなった」と指摘する余裕もみせたミノワマンは、豊富な経験を裏づけるように「久々のIGFでのMMAルールですけど、変わらずシンプルに戦いたい」と平常心をのぞかせていた。
※ミノワマン、鈴川のコメントは別項に掲載します

☆8/23(土)東京・両国国技館『HEIWA FieLDS presents INOKI GENOME FIGHT2』17:00開場、18:00開始

▼IGFルールマッチ
鈴川真一
vs
ミノワマン

[既報カード]
▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014チャレンジトーナメント1回戦
U-BOY
vs
森川修次

▼ROAD to INOKI BOM-BA-YE 2014チャレンジトーナメント1回戦
酒井リョウ
vs
安藤純

▼IGFルールマッチ
ミルコ・クロコップ
vs
石井慧

プロ格 情報局