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7/22【WRESTLE-1】会見における武藤、征矢の詳細コメント(写真あり)

 22日、都内・WRESTLE-1事務所で会見した武藤敬司、乱入した征矢学の詳細コメントは以下の通り。

【武藤の話】「(経緯)一年、象徴みたいなものがない中、戦ってきたけど、選手たちも欲が出てきまして、一年経ったところで改めて象徴というものを作った方がいいんじゃないかと至って決めました。ここで改めて俺も未だかつて俺以上にベルト獲ったレスラーがいない中で、多くのベルトに世界ってついてんだ。世界というものが恥ずかしくて、あえて世界という名称をつけなかったんだよ」

――武藤選手自身はトーナメントに出る?

▼武藤「これだけの試合をこなしきる自信が、自分自身がない中で、本来は今までIWGPにしろ、ノアさんのベルトにしろ、言い出しっぺの人が最初の方に獲ったりもしてたんだけど、俺はあえて棄権して若い力に任せるというところですね」

――初代王者に挑戦したい気持ちは?

▼武藤「それはゼロじゃないけど、さっきも言った通り、ベルトは獲った王者によって価値観は違ってきますので、一発目の初代というのは記録にもかなり残るわけで、相撲の横綱じゃないけど、心技体、十二分に備わった選手にチャンピオンになってほしいですね」

――16人のエントリー方法は?

▼武藤「とりあえずほとんどの全選手ですね、俺を抜かしてね」

――選抜の必要もありそうだが?

▼武藤「とりあえず真田とかは出れねぇよな。TNAとの事情があって出れないですね」

――初代王者は誰になってほしい?

▼武藤「誰になってほしい? 今現状、俺の中でみて、誰かが抜けてるってないんだ。そういう中でたぶんこのベルトをきっかけに抜けてほしいっていう。そこにこのベルトの価値というものを託したいというか、依存したいというかさ」

――ベルトを獲った選手が化けることも期待する?

▼武藤「そうですね。ただプロレスはたとえ勝たなくても目立つ選手も生まれてくるだろうし、そこにいろんなしこりも残ったり、いろんなシチュエーションが生まれる可能性もあるから、そういうのも期待したいですね」

――ベルトは製作中?

▼武藤「製作中です。この決勝戦までには間に合わせたい。意外と時間もかかるもんで。豪華か? 絵というかそういう時点ではね。それが品物になると若干違ったりするじゃないですか。だから早く完成品をみてみたい。何通りか候補が出てきて最終的にこれがいいって俺が決めたよ」

――デザインのこだわりは?

▼武藤「いろいろこだわって作ろうとしたけど、こだわると安っぽくなっちゃうんだよね。プロレスの歴史じゃないけどシンプル・イズ・ベストじゃないけど、今までのベルトも昔のベルトも理にかなった出来方をしてたんだなって。色も至ってシンプルじゃないですかね。黒ベース。黒の革に。俺もベルト30回ぐらい獲ってるはずだよ。その中で記憶にあるのはベルトの格好もそうだけど、相手とかシチュエーションとか内容でインプットされるものだから、選手たちには多くの作品を残していってほしいですね。いずれは世界中のレスラーがW-1のベルトを獲りたいといわれるようなベルトになってくれることを望みます」

――無差別にした理由は?

▼武藤「とりあえずヘビー級とかカテゴリーを分けちゃうと、人材も揃ってこないし、今正直な話、日本のプロレス市場を踏まえて、どれだけヘビー級のレスラーがいるかというところまで話がいっちゃって。だったら誰が一番強いかを決めるベルトの方がいいんじゃないかというところですね」

※写真撮影の際にやってきて
▼征矢「私をW-1所属にしていただけないかと」

▼武藤「嫌だ!」

▼征矢「特典も考えますよ」

▼武藤「お前、昨日負けたよな。俺は強い奴が好きなんだよ」

▼征矢「気持ちは負けてません」

▼武藤「お前が来てからビジネスが転がって転がってしょうがない。お前がマッチメーカーやってから一回も浮上してない。勝手にやって勝手に暴れて勝手にグチャグチャにしてっただけじゃねぇか」

※武藤が去ると
▼征矢「私は分裂の騒動があり、後ろめたい気持ちもありフリーとして参戦させていただいたんですが、こうやってW-1に上がり続けるうちに、やはり、もともとは一緒にやってた仲間ですから。私はW-1の所属としてやっていきたい。次、これあるでしょ。チャンピオンシップ。これは所属の人しか参加できないんですよね。だったら所属になって参加させていただきたい。それとW-1に足りないものが一つあるんですよ。ワールドワイドでもレスリングでもないですよ。このW-1に足りないのはワイルドが足りません! この私がワイルドを注入することによって素晴らしい団体になるんじゃないかと思います。武藤さんに伝えて下さい。これから山に帰らないといけないんですよ。僕がぜひW-1の所属ということを検討してくれ」

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