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7/29【WRESTLE-1】征矢が船木に入団直訴もハイキックで大の字…(写真あり)

 征矢学が29日、都内・WRESTLE-1事務所で会見中の船木誠勝にW-1入団を直訴。船木の逆鱗に触れ、右ハイキックで大の字にされてしまった。

 W-1所属16選手による「WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント」の開催が決定。フリー参戦中の征矢は武藤敬司に入団を直訴し、出場をアピールしたものの、あっさりと拒否された。

 それでもあきらめない征矢はこの日、正装のスーツ姿でW-1事務所を訪問した。が、事務所内に足を踏み入れると船木が記者会見中。構わず征矢は「武藤さんいないですか?」とたずね、不在を確認すると「僕を所属にって話できないですか?」と船木に仲介を依頼した。

 だが、船木は聞く耳を持たず。「WRESTLE-1ができた時、一人だけ(全日本に)残ったじゃないですか。武藤さんは前から『征矢はウチだ』って言ってた。なのに残ったから怒ってると思いますよ」と武藤の征矢に対する感情を推測し、「俺に頼まれても、人が言うと武藤さん、ますますカタくなると思いますよ。直接言わないと」と進言した。

 すると征矢も納得。武藤の所在を問うたものの、船木に「僕は武藤さんのスケジュールわからないです」と返答されて途方に暮れるしかない。ならばと征矢は「むしろ船木さん、お願いします!」と突然、船木に直訴。「俺、社長じゃないんで…」と船木が困惑するのも無理はないが、征矢は「所属にさせて下さい! ぜひ僕をW-1の所属に!」と食い下がった。

 ここで船木の堪忍袋の緒が切れた。「しつこい!」と怒声を上げるや、右ハイキックをさく裂。モロに食らって大の字となった征矢を見下ろしてから会見場を去っていった。

 残った征矢はしばししてようやく立ち上がると、意識もうろう状態。それでもW-1スタッフから武藤が都内・六本木にいることを確認し、「あとで住所教えて下さい。行きますよ」と再び直訴すべく押しかけることを宣言。ワイルド柄ネクタイを武藤社長の机の上に置き、「これ置いていくので征矢が来たことを伝えてください」と伝言をことづけた。

 そもそも船木に直訴することが大きな間違いだったと言えるが、征矢はW-1王座決定トーナメント出場を実現させるためにもW-1入団をあきらめるつもりはない。所属となるには武藤の承認が必要とあって、これから征矢がストーカーのごとく武藤を追い回すことになりそうだ。

【船木と征矢のやり取り】
▼征矢「失礼します。武藤さんいないですか?」

▼船木「俺の会見。(武藤に入団を)断られたらしいですね。俺に来られても無理ですよ」

▼征矢「武藤さんと仲いいじゃないですか。僕を所属にって話できないですか?」

▼船木「武藤さん、怒ってると思いますよ。WRESTLE-1ができた時、一人だけ(全日本に)残ったじゃないですか。武藤さんは前から『征矢はウチだ』って言ってた。なのに残ったから怒ってると思いますよ」

▼征矢「どうしたらお怒りが収まるんですか?」

▼船木「武藤さんじゃないとわからない。俺に頼まれても、人が言うと武藤さん、ますますカタくなると思いますよ。直接言わないと。ダメと言われて人を使うのはよくないですよ。俺はそう思います」

▼征矢「分かりました。武藤さんはどこに?」

▼船木「僕は武藤さんのスケジュールわからないです」

▼征矢「むしろ船木さん、お願いします!」

▼船木「俺、社長じゃないんで…」

▼征矢「所属にさせて下さい! ぜひ僕をW-1の所属に!」

▼船木「しつこい!(と征矢にハイキックを見舞ってから去る)

▼征矢「(大の字となり、しばしして立ち上がると)ここどこですか? 首やばいですね。僕なりに誠意をみせて正装で来たつもりだったんですけど。武藤さんがどこにいるかわからない。僕はどうしたらいい? (W-1スタッフに向かって)武藤さんどこにいるんですか? (『六本木です』と返答されて)飲みに行ってるんですか? (『仕事です』と返答されて)あとで住所教えて下さい。行きますよ。(ワイルド柄のネクタイを社長席の机に置いて)これ置いていくので征矢が来たことを伝えてください」

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