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7/30【全日本】復帰早々タイトル戦線参入へ 潮崎が諏訪魔突破で完全復活証明誓う、宮原との世界タッグ挑戦も視野に(写真あり)

 8・16後楽園大会で4ヶ月ぶりに復帰する潮崎豪が30日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。復帰戦でいきなり諏訪魔とのシングル対決が決まり、「諏訪魔選手とやることが感覚を取り戻す一番いい近道」と完全復活を証明する構えの潮崎は、前三冠王者の首を手土産にタイトル戦線への早期参入を果たすつもりで、まずは宮原健斗との世界タッグ王座挑戦を視野に入れた。

 右手親指(右母指中手骨)を骨折し、今年4月から戦列を離れていた潮崎が8・16後楽園大会で復帰する。しかもいきなり諏訪魔との一騎打ちが組まれた。復帰会見で秋山準もしくは諏訪魔との対役員を希望していた潮崎の意向が汲まれた形。復帰早々、厳しい戦いに身を投じることになった。

 不安視される右手の状態だが、潮崎は「何%か? 医者は大丈夫と言ってるんでね。100でしょう。そこは復帰戦になって100を超える状態まで持っていく」と復調を強調。「復帰戦だからというものをそこで全部払拭するぐらいの気持ちで勝ちを狙いにいく」といきなりの諏訪魔狩りで完全復活を満天下にアピールするつもりだ。

 潮崎が欠場中、全日マットの頂点争いは激動の連続だった。大森隆男がチャンピオン・カーニバルを制覇し、三冠王座も初戴冠。その大森を破った諏訪魔が4度目の三冠王座君臨を果たし、7・27後楽園大会ではジョー・ドーリングがEvolution対決を制して初戴冠を遂げたばかりだ。そんなリング上の展開を黙って見守るしかなかった潮崎にとって、この4ヶ月は「指をくわえてみてた歯がゆい時間」だった。

 だからこそ潮崎は「復帰戦でまず諏訪魔選手とシングルマッチをして、そこで勝って世界タッグ、三冠を狙っていきたい」とタイトル戦線に早期参入するつもりでいる。「いきなりトップに絡んでいくというのはなかなか難しいことかもしれないけど、そこで諏訪魔選手とやることが感覚を取り戻す一番いい近道」と確信する潮崎は、諏訪魔の首をタイトル挑戦への手土産とする構え。「今あいつがどんどん上がってきてるんで、俺がもっと勢いつけて一緒に世界タッグを狙っていきたい」とまずは宮原健斗と組んでの世界タッグ挑戦を視野に入れた。

 復帰戦から最大級の関門が立ちはだかる潮崎だが、これを突破してトップ戦線に最短距離で食い込む。
※潮崎のコメントは別項に掲載します

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